読書に集中できる環境の作り方【アフォーダンスを意識】

読書

「何にも邪魔されずに、本を読んでいたい。」

読書好きであれば、一度はそう感じたことがあると思います。

そこで今回は、読書に集中するための環境の作り方を解説します。

✔︎この記事の内容

  • 集中できる環境とは?
  • 読書に適した環境の作り方
  • 注意点

僕は以前、好きな時に好きな場所で本を読んでいました。さらにもともと読むのが遅いこともあり、全く読み進めることができず年間15冊が限界でした。

そこで、「まずは環境から変えてみよう」と思い読書環境を整えたところ、驚くほど読書に集中できるようになり、2019年は50冊ほど読むことができました。

今回はそんな読書に集中できる環境の作り方について解説します。

とても簡単にできますので、皆さんの読書ライフがより豊かになれば幸いです。

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集中できる環境とは何か

まず、僕が読書に集中できる環境づくりをする際に重視したのは「アフォーダンス」と言う概念です。

アフォーダンスについて

アフォーダンスとは、環境がそこに生活する動物に対して、アフォード(提供)する「価値」や「意味」のこと

(日本大百科全書より)

アメリカの認知心理学者ジェームズ・J・ギブソンが提唱した概念で、「与える、提供する」と言う意味の「afford」が由来です。

簡単に言うと、環境が僕たちに対して与える影響のことです。

例えば、

  • ベッドという場所では眠る
  • キッチンという場所では料理をする
  • ダイニングテーブルという場所では食事をする

のように、人間の脳は場所と行動を紐づけていきます。

それを繰り返すと、その場所では自動的にその行動を行うようになるんです。

アフォーダンスを利用し、環境と読書を紐づけて、集中力を高めよう

と言うのがこの記事の結論になります。

それを踏まえた上で、具体的な方法について解説していきます。

読書に適した環境を作る4ステップ

読書に適した環境を作る最初のステップは以下の4つです。

  1. 場所を決める
  2. 片付ける
  3. 観葉植物をおく
  4. スマホを遠ざける

順に解説していきます。

ステップ0:読書をする場所を決める

まず、どこで本を読むのか決めましょう。

場所と読書を紐付けるためです。

読書をする専用の部屋を用意できない方は、部屋の一部のスペースでも構いません。仕切りや家具を利用して、しっかりと区切ると効果的です。

仕切るのも難しい場合は、マスキングテープなどで目印を作るか、紙に大きく「読書」とかいて壁に貼り付けるなどして、区別するように工夫しましょう。

ステップ1:片付ける

場所が決まったら、その周辺を片づけましょう。

なぜなら、散らかっていると注意散漫になってしまうからです。

ある実験によると、

  1. 整理整頓された部屋で作業する場合
  2. 散らかった部屋で作業する場合

を比較したところ、散らかった部屋で作業をする場合の方が、気が散って集中力が落ちることがわかりました。

脳はものが多いとその分注意が逸れてしまい、一つのことに集中するためのパワーが減ってしまいます。

それを防ぐためにも、まずは片付けて、本だけに集中できる環境を作りましょう。

ステップ2:観葉植物をおく

片付けが終わったら、目に入るところに観葉植物をおきましょう。

なぜなら、自然は僕たちの集中力を高めてくれるからです。

人間は、進化の過程で長い間自然とともに暮らしてきました。そのため、人間の脳には、自然=いいものとしてプログラムされているんです。

ある実験によると、観葉植物を置いて作業すると、

  • 幸福感が47%アップ
  • 作業効率も38%アップ

することが確認されました。つまり、観葉植物には集中力を高めてくれる効果があるんです。

観葉植物を用意できない方は写真を飾るだけでもOKです。

メルボルン大学が行なった研究で、単純作業の休憩時間(実験では40秒)に植物の写真を見せた場合、作業の間違いが減ることがわかりました。

偽物の自然でも効果があると言うことは、自然音を流すアプリなんかも効果がありそうですね。

ステップ3:スマホを近くに置かない

そして、一番重要なポイントは、スマホを遠ざけることです。

通知が鳴るたびに注意がそれてしまう、と言うことはなんとなく想像がつくかと思いますが、なんと、スマホが目に入るだけで集中力が低下してしまうんです。

50人の学生を対象にした実験で単純作業を行なってもらったところ、他の人のスマホが目に入った場合であっても作業効率が落ちたそうです。

なので、読書をする場所からスマホを遠ざけ、できれば電源を切っておくことがベストです。

環境づくりの際の注意点:片付けは素早く

最後に、環境を整える際の注意点を解説します。

それは、片付けの時間をできる限り短くすることです。

この記事の目的は、環境を整え、本をたくさん読むこと。片付けをすることが目的ではありません。

なので、片付けにたくさん時間を割いてしまっては本末転倒。

ポイントを二つ紹介します。

散らからない習慣を持つ

まず、片付けの時間を減らすためには、そもそも散らからないことが重要です。

なので、日頃から整理整頓をする習慣を身につけましょう。

  • ものを使ったら必ず元に戻す
  • 使う場所の近くに置く

など、散らからないために工夫することが重要です。

別の場所に移す

それでもどうしても散らかってしまう場合は、とりあえずどこか別の場所に移しましょう。

片付けるのではなく、別の場所へ移すと言うところがポイントです。

  1. 使っていない部屋に丸ごと持っていく
  2. 開いた引き出しや箱に丸ごと入れてしまう

など、一時的に周りをスッキリさせて読書に集中できる環境を作り出してしまいましょう。

おわりに

以上、読書に適した環境を作る方法について解説しました。

まとめると

  • アフォーダンスを利用し、場所と読書を結びつける
  • 読書だけに集中する場所を決める
  • 日頃から、整理整頓をする習慣を持つ

と言う内容でした。

もっと読書に集中する方法を知りたい!と言う方向けに、別の記事で読書スピードを倍増させるテクニックについて解説していますので、併せてご覧ください。

それでは。

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