【書評】転職と副業のかけ算丨生涯年収を最大化する軸ずらし転職とは

  • 人生100年時代、どんなキャリアを歩んでいこうかな…
  • 今の給料で一生暮らしていけるのかな…

この記事では、キャリアに悩む方におすすめの1冊「転職と副業のかけ算」を紹介します。

✔この記事でわかること

  • 生涯年収を最大化する「軸ずらし転職」とは?
  • 本業‪×‬副業で稼ぐ方法
  • 本書を読んだ感想

自分のキャリアや給料について悩むことってありますよね。
人生100年時代、老後2000万問題など、将来の不安はふくらむばかり。

本書は、そんな不安を解決するサラリーマンの生き方を学ぶことができるんです。

Webライターへ転職しつつブログを書き、本業‪×‬副業を実践している僕が解説します。

目次

転職と副業のかけ算の概要

パソコンとノート

本書の概要は下記のとおり。

  • 著者:moto
  • 出版社:扶桑社
  • ページ数:239P
  • 値段:1540円

【著者】motoさんについて

本書を書かれたmotoさんは

  • 10年で本業の年収を5倍に
  • 副業年収4000万円
  • TwitterやVoicyで、多くのフォロワーを獲得

など、33歳とは思えない輝かしいキャリアを手にしています。

本書は、彼の経験にもとづいて

  • 転職のモデルケース
  • キャリアについての考え方
  • 書類選考や面接のテクニック

が学べる1冊です。

【結論】令和のサラリーマンの安定は、いつでも転職できること

本書の結論は下記のとおり。

これからのサラリーマンの本当の安定は、いつでも転職ができること!
そして、軸ずらし転職‪×‬副業で生涯年収を最大化させよう!

読んだことのない方にとっては「じ、軸ずらし・・・?」って感じだと思います。
なのでここからは、本書を読んで特に重要だと思った3点について、くわしく解説していきます。

転職と副業のかけ算の目次

序章 「個人で稼ぐサラリーマンが本当の安定を手に入れる時代」

第1章 年収240万円の地方ホームセンターを選んだ理由

第2章 地方ホームセンターやリクルートで学んだ「成果」に繋がる働き方

第3章 4度の転職で年収を上げ続けた「転職術」

第4章 本業を活かして稼ぐ「サラリーマンの副業」

第5章 生涯年収を最大化する生き方

8~15ページより引用

【年収アップの最短ルート】軸ずらし転職とは?

ステップアップ

僕が年収を上げてきた転職方法は、年収の高い業界や職種に軸をずらす「軸ずらし転職」という方法です。

実は、年収というのは、「職種‪×‬業界」で大枠が決まっています。

(中略)

つまり、転職で年収を上げるには「業界」か「職種」のどちらかの軸を「年収の高い業界」または「年収の高い職種」にずらすのが近道なのです。

108ページより引用

軸ずらし転職とは、より年収の高い「業界」か「職種」に転職すること。

この方法のメリットは、なによりも年収が上がりやすいということですね。

前提として「年収の大枠=業界‪×‬職種」という式が成り立ちます。

例えば

  1. 「金融業界」の「営業部長」
  2. 「小売業界」の「代表取締役」

を比べると、金融業界の営業部長の方が年収は高いんだとか。

転職経験の少ない方にとっては、意外なはず。
1つの会社で考えると、役職が高いほど年収も上がりますよね。

でも、市場全体に目を向けると、役職はさほど重要ではないんです。

だから、転職で年収をあげるには「業界」か「職種」のどちらかを移していくのが大切なんですね。

motoさんは軸ずらし転職で本業年収を5倍に

この転職のしかたが、軸ずらし転職です。

たとえばmotoさんは、軸ずらし転職を実践し、年収を10年で5倍にまでふやしました。

営業」という職種に軸をおき、下記の4つの業界にジョブチェンジをくり返したわけです。

  1. 小売業界
  2. 人材業界
  3. IT業界
  4. 広告業界

新卒で、地方のホームセンターに就職したときの年収は240万円。
そんなmotoさんが、たった10年で1000万プレイヤーに。

もちろん、彼のたゆまぬ努力と向上心の賜物であるのはまちがいないでしょう。
とはいっても、軸ずらし転職のインパクトが分かりますね。

【moto流】書類選考突破のテクニック

それだけ転職を成功させて来たのなら、どうやって書類選考しているのか気になりませんか?

もちろん本書には、書類選考突破術についても解説されています。

ポイントをざっくりとまとめると、下記のとおりです。

  1. 企業が求めていることはなにか考える
  2. 1に応じた長所をアピールする
  3. 社内評価ではなく、個人でできることを書く
  4. 与えられた「役割」と「成果」を「具体的」に書く
  5. 面接官が聞きたくなるようなことを盛り込む

企業のニーズを把握し、問題解決にいかに役に立てるかを伝えることが最重要。

面接官に「入社したら活躍してくれそうだ」とイメージさせれば勝ちです。

本業をいかして副業で稼ぐ

ミーティング

僕は「サラリーマンができる副業」には、大きく4つのパターンがあると思っています。

1つ目が「コンテンツ配信」、2つ目が「転売」、3つ目が「イベント」、4つ目が「投資」です。

(中略)

この4つのなかで最もリスクが少なく、負荷が小さいもの、かつTwitterの個人ブランディングと相性がいいのは、ブログなどの「コンテンツ配信」です。

187~188ページより引用

motoさんがおすすめしている副業は、コンテンツ配信

なぜなら、一度世に出してしまえば、手を動かさなくてもお金を生んでくれるからです。

  • ブログ
  • YouTube
  • サービス

などがその例です。

一方、労働集約型(動かないと稼げないもの)の副業は、サラリーマンには向きません。

サラリーマンには、時間という大きすぎるハンデがあります。
なので、お金を生み出すコンテンツを作ることが大切なんですね。

自己ブランディングを意識した発信を継続しよう

また「どんなふうに発信をしていけば良いのか」という疑問に対しては、下記のように回答しています。

Twitterでは、「何をいうか」と同時に「何者かになる」ことも重要

206ページより引用

たとえば、筋トレについて発信している方が二人います。あなたはどちらの情報を信じますか?

  • 筋トレ歴1ヶ月の大学生
  • プロのパーソナルトレーナー

たとえまったく同じ内容でも、トレーナーの発言のほうが信頼できますよね。

なのでまずは、何者になるかを決めたうえで、本業でえた知見を、Twitterで発信する。
これが、motoさん流の副業のはじめ方です。

市場価値を高めることがサラリーマンの本当の安定

階段

「大企業に務めれば一生安泰だ」「公務員になればまちがいない」。
これらは一昔前の価値観です。

大企業でもリストラが実施されるなど、終身雇用は過去のものとなりました。

そんな不安定な現代における「安定」は、いつでも転職できること。

そのためには、市場価値を高めることが重要です。

与えられた仕事を理解し、市場価値を高める

本書でも、市場価値について下記のように表されています。

論理的な思考ができる力
構造的に物事を捉える力
③物事を俯瞰したうえで、課題を特定する
④課題に対して仮説を立て、誰にでもわかりやすく話せる
⑤①〜④を用いて組織をマネジメントする力

(中略)

ざっくり要約すると「自分の仕事をちゃんと理解したうえで、どんな人にもわかりやすく説明できて、行動を伴っている人」を指します。

81~82ページより引用

「自分の仕事をちゃんと理解」するには、会社全体、ひいては業界全体に目を向ける必要があります。

あなたがその仕事を行うのは、何かしらの理由があるはず。

  • だれかの悩みを解決できる
  • だれかに喜んでもらう
  • スムーズに仕事が進むようマネジメントする

「なぜこの仕事をしているのか?」という視点を意識する。
そうすることで、業界におけるあなたの立ち位置が見えてくるはず。

こうやって市場価値を高めることが、サラリーマンの本当の安定の第一歩です。

【感想】転職と副業のかけ算は、全社会人必読の1冊

ビジネスマン

本書はサラリーマンとして働くすべての方が、読んでおくべき1冊。

motoさんのモデルケースを知れば、そのぶん選択肢が広がるからです。

年収が業界と職種で決まることは、転職を経験したことがない方にとっては目からウロコの情報。

また、まだまだ年功序列の日本でも、たった10年で年収を5倍ふやすせることは、希望ですよね。

転職するにせよしないにせよ、motoさんの生き様を知っておくだけでもあなたの選択肢が広がります。

本書に出会って転職に踏み切れた

本書を読んだことで、転職にふみきることができました。

「サラリーマンの安定は、いつでも転職ができること」という考えに共感したからです。

それまでの僕は、医療事務の仕事をしていました。
社内で活かせるスキルしか残らないことに不安を持っていたんです。

本書に出会い、Webライターへ転職。
Webライターの仕事では、他の職場でもいかせるスキルが身につきます。

ライティングスキルやSEOの知識など、専門知識が伸ばせる環境に変わったんです。

本業を通じて市場価値を高めて、どこにいっても通用する人材になろうと決意しました。

そんな将来につながる選択のヒントになる、おすすめの1冊です。

Webライター‪×‬ブログで本業と副業をかけ算

また、本業での知見を副業に活かせるよう、ブログでの発信を続けています。

  • 未経験からWebライターになる方法
  • 内向型人間が仕事で苦労する経験

など、発信内容を本業から得られるものにすることで、よりリアリティのある、だれかに刺さるコンテンツを作ることができます。

副業は、会社への依存度をさげられる手段。

「第三の場所」を作ることも、安定への一つの道です。

ブログが育つまでに時間はかかりますが、取り組む価値のあるものだと思います。

キャリアに悩む人におすすめ

前述のとおり、働くすべての人におすすめできる1冊ですが、特におすすめできるのは下記のような方。

  • キャリアに悩む人
  • 年収をできるだけ高めたい人
  • 副業をはじめたいけど、なにから始めるべきか迷っている人

転職と副業のかけ算書評まとめ

本書の内容をおさらいしましょう。

  1. 軸ずらし転職と副業で生涯年収を最大化しよう
  2. いつでも転職できる状態が最強
  3. Twitterで何者かになることから始めてみよう!

さらに本書では

  • motoさんのキャリアに対する考え方
  • 書類選考から内定まで、転職に役立つノウハウ
  • コンテンツ配信の具体的な方法

についてわかりやすく解説されています。

キャリアに悩む方にはすごくおすすめなので、ぜひ手にとってみてください。
それでは。

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