
給料の範囲で生活して、将来に備えて貯金もしたい。でも、このまま生活してお金の不安がなくなるのか心配です。お金についての知識を身につけて、お金のストレスから解放されたいです。
といった悩みを解決できる一冊、ロバート・キヨサキさんが書かれた「金持ち父さん貧乏父さん」の紹介です。
✔︎この記事の内容
- 金持ち父さん貧乏父さんの解説
- 書評・感想
- この本を読んでどんな行動をしたか
僕は社会人4年目ですが、お金についての勉強をせずに生きてきました。
- 給料のうち税金や社会保険料どれだけが差し引かれているのか
- 源泉徴収票の見方
- 毎月のキャッシュフロー
など、自分のお金について全く意識していませんでした。
それほど物欲がないため、生活するのに困ることはありませんでしたが、ある時、経済的な自由に近づきたい、と思うようになり、お金について勉強をはじめました。
そして、金持ち父さん貧乏父さんを読んで、お金についての考え方や、経済的自由を目指すにはどうすれば良いのかを学ぶことができました。
今回は、そんな自由への一歩を踏み出す勇気を与えてくれた一冊を紹介します。
本書について
結論:お金のために働くのではなく、お金を働かせる方法を学ぼう!
本書の主なメッセージは
「お金のために働くのではなく、お金を働かせる方法を学ぼう!」
というものです。
義務教育では、良い会社に就職し、給料をもらって生きていく、いわばお金のために働く方法を学びます。
しかし、お金のために働くだけではお金持ちにはなれないと強く語っています。お金持ちになるためには、お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせることが必要不可欠なんだと。
お金を自分のために働かせる。と言われてもなかなかピンとこないですよね。僕もそうでした。
でも、僕たちはその方法を学ぶことなく生きてきます。なので、始めはわからなくて当然なんです。
どんな成功者でも、お金について学ばずにお金持ちになることはできません。しっかりと学び、行動して初めてお金持ちへと近づいていけます。
本書から学べること
本書を読むと
- お金持ちの考え方
- お金について学ぶことの大切さ
を学ぶことができます。
お金持ちの考え方
僕たちは学校教育でお金についてしっかりと学ぶことができません。せいぜい
- インフレとは何か
- 売りオペと買いオペの違い
など、概念的な知識を学びますが、お金持ちの考え方を学ことはできません。
そのためにはお金持ちから直接話を聞くことが必要ですが、直接話を聞くのは難しいですよね。
本書では、お金持ちの考え方がぎっしり凝縮されているので、実際に会わなくても学ぶことができるんです。
お金について学び、自分の頭で考えることの大切さ
また、本書ではお金の知識を増やすこと、自分の頭で考えることが大切、と述べられています。
お金の知識を増やすことは、自分の人生の選択肢を増やすことにつながり、豊かな人生を送るのに必要不可欠です。
僕も別の記事にて選択肢を増やすことの重要性を述べましたが、お金の知識の有無は人生の幸福度に直結すると思います。
また、その知識を生かして、自分の頭で考えることも大切だと述べています。
- お金持ちになるためにはどう行動すればいいのか
- どう行動すべきではないのか
- 何にお金を使うべきか、
など、ちゃんと自分で考えて能動的に行動することで経済的自由へと近づきます。
書評・感想:経済的自由を目指す一歩を踏み出す勇気をくれた一冊
僕は本書を買って本当に良かったと思っています。
お金についての考え方を学ぶことができ、経済的自由に向けて行動するきっかけを与えてくれました。
本書に出会っていなければ、行動を起こすこともなかったと思うので、僕の人生を変えた一冊と言えます。
では、具体的に、本書の魅力についてお話ししますね。
二人の父を例に考え方の違いを説明
本書の冒頭部分はストーリー仕立となっており、とても読みやすいです。
お金持ちのお父さんと、お金持ちでないお父さん、二人のお父さんが登場します。
二人のお金に対する考え方の違いから、お金持ちの考え方を学ぶことができるので、お金の勉強をするなんて、数字と向き合ったり、抽象的な話は苦手という方にもお勧めできます。
小説を読んでいる感覚で、大切な考え方を学ぶことができ、お金の勉強を始めるには最適な一冊だと思います。
義務教育で学べない知識だが、人生で重要なことを学べる
先ほども述べましたが、僕たちは学校でお金について学ぶことができません。
ですが、実際少し学んでみて、義務教育でも取り入れるべきだと感じるほど大切なことだと思いました。
なぜなら、知っているか知らないか、それだけで大きな差になるからです。
- 税金
- 資産運用
- お得な制度
- 保険
- 家計管理
- 賃貸費用
など、知っているだけで何万円も得することもあります。その逆も然りです。
人生お金が全てではない、と言う意見もあるかと思います。それは確かにその通りです。
ですが、結局人生にはお金がついて周ります。
幸せに過ごすためにもお金の悩みは解決するに越したことはありませんよね。(ちなみに研究により、お金に関する悩みはメンタルをボロボロにすると言うことがわかっています。)
役に立つ知識を増やして、自分の身は自分で守りましょう!
本書を読み終えて生じた変化
以上がロバート・キヨサキさんが書かれた「金持ち父さん貧乏父さん」の解説、書評になりますが、ここからは僕が読み終えて起こった変化についてお話しします。これから読まれる方の参考になれば幸いです。
主に3つの変化が起こりました。
- 投資をスタート
- 簿記の学習
- 買い物の考え方が変わる
順に解説していきます。
投資をスタート
本書がきっかけで、資産運用を開始しました。
経済的な自由を達成するためには、お金に自分のために働かせる必要があることを学びました。自分がまずできそうなことは何かと考えた結果、投資信託を購入する、なら自分にもできそうだと思いました。
投資とは言っても、多くの方がイメージされるような、24時間モニターにはりつき、タイミングを見て株の売買をする(いわゆるデイトレード)と言うスタイルではありません。
短期的な売買はせず、小さな金額を毎月積み立てていき、保有し続ける(いわゆるインデックス投資)というものです。
まだまだ始めたばかりなのでわからないことも多いですが、行動しながら学んでいます。
簿記の学習
また、簿記の学習をしました。
本書の表現を借りると、ファイナンシャルリテラシーを高めるためです。
お金について学ぶ際、数字を読めるかどうかは大切なポイントになります。
数字を見て、それがあらわす意味を理解できなければお金について理解できたとは言えませんよね。
また、ビジネス上でお金の動きをどのように処理するのかを学ぶので、世の中でのお金の流れを知ることができます。
また、僕は簿記の知識を家計管理にも生かしています。別の記事で解説しているので、気になる方はあわせてご覧ください。
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買い物の考え方が変わる
本書の中で一番印象に残ったのが、「負債を買うな!資産を買え!」と言うメッセージです。
著者は、
- 財布からお金が出ていくもの=負債
- お金をポケットに入れてくれるもの=資産
と分類しています。
買い物をする際、これは浪費なのか、消費なのか、それとも投資なのか、と言うことを考えるようになりました。
浪費をなるべく抑えてできる限り資産を購入し、資産が産んでくれたお金で贅沢をしよう、そう思うようになりました。
その結果、着々とお金は増えています。
おわりに
と言うわけで今回は、ロバート・キヨサキさんが書かれた「金持ち父さん貧乏父さん」について解説しました。
本書の内容をまとめると
- お金のために働くのではなく、お金に働いてもらう方法を学ぼう!
- お金の勉強を始めるには最適な一冊
- 経済的自由を目指す勇気をもらえる良書
と言うものでした。
おすすめの人
本書がおすすめの方は以下のとおりです。
- お金の勉強をしたい方
- お金の不安を無くしたい方
- 難しい文章が苦手な方
おすすめできない人
逆に、考え方を学ぶところがメインなので、具体的なテクニックを知りたい方には向かないのかなと思いました。
ですが、買って損はしない本だと思いますので、気になる方はぜひ一度手にとってみてください。
それでは。
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