【書評】デール・カーネギー著、人を動かす まさに人間関係のバイブル【おすすめです】

書評
人間関係に悩む男性
人間関係に悩む男性

友人と仲良くなりたいけどなかなか仲良くなれている気がしません。人間関係の悩みを解決するのに最適な本はありませんか?

こんな悩みを抱える方にぴったりの一冊、デール・カーネギーさんが書かれた「人を動かす」について解説します。

✔︎この記事の内容

  • 人を動かすから学べること
  • 書評・感想
  • 本書を読んで変わった筆者の考え

僕は内向的な性格で、友人はあまり多くありません。
特に、職場での人間関係に悩みを抱えていました。
「同期や先輩は周りの人と仲良くやっているのにどうして自分はできないんだろう・・・」と、日々悩んでいました。

そんな時本書を読み、人間関係の原則について学びました

本書から学んだ大原則に気をつけると、友人や家族との関係が良くなったことを感じています。

職場の人間関係はまだまだですが、以前よりはポジティブにとらえることができています。

人間関係が人生でいかに大切かということは、実感できるかと思いますが、人間関係の重要さについてたくさんの研究が行われています。

例えば、ハーバード成人発達研究では、

健康や幸せに最も影響するのはお金や頭の良さではなく、人間関係だ

と指摘されています。

そんな人生の幸福に大きく影響する人間関係について学べるおすすめの一冊の紹介です!

結論:承認欲求を満たすことに全力をそそぐ!!!

本書では、一貫して

相手の承認欲求を満たすことが最重要だ

と述べられています。

承認欲求とは、他人から認められたい!!と思う感情のことです。

たとえば、

  • 徒競走で一位になって周りからチヤホヤされる
  • テストでいい成績をとり学年一位をとる
  • 仕事で結果を残し、上司に褒められる

といった場面を想像すると、なんだか嬉しい気持ちになりますよね。

これが承認欲求です。

承認欲求は人間に備わった欲望であり、マズローの5段階欲求の一つでもあります。

承認欲求は強すぎる感情

ただし、この承認欲求はとても強い欲求で、満たされると大きな満足感を得られる一方で、傷つけられるとものすごくネガティブな気分になってしまうんです。

たとえば

  • 友人が名前を呼んでくれない
  • 自分の話を聞いてくれる人が周りにいない
  • 勉強や仕事で特に強みがなく、誰からも褒められない

といった場合には承認欲求がネガティブな方向に働きます。

本書では、その強さを表すために、他人から認められたいという「渇望」と表現されています。

強すぎる承認欲求を満たすことで、人間関係は改善するよ!とカーネギーさんは教えてくれています。

本書から学べること

本書から学べることは以下のとおりです。

  1. 承認欲求を満たすにはどうすればいいか?
  2. 気になるあの子と仲良くなるには?
  3. お堅いあの上司をうまく説得するには?

承認欲求を満たすにはどうすればいいか?

まず、承認欲求を満たす具体的な方法について学ぶことができます。

承認欲求は抽象的な概念なので、実際にどうすれば承認欲求を満たすことができるのかわからないという方も多いと思います。

本書ではたくさんのエピソードを通じて、こうすればいいんだよ!と教えてくれているので、とてもイメージがしやすいかと思います。

気になるあの子と仲良くなるには??

また、仲良くなりたい友人や気になる異性がいる方にもぜひ読んでほしい一冊です。

本書では、人に好かれるための6原則について書かれているからです。

誰かと仲良くなるには、まず自分のことを好きになってもらう必要があります。

ですが、どうすれば相手に好きになってもらえるか、ってなかなかわからないですよね。僕もわかりません。

カーネギーさんはそんな方法についても教えてくれます。

いやー、ありがたいですね・・・。笑

お堅いあの上司をうまく説得するには??

そして、説得したい相手がいる方にもおすすめです。

  • なかなか首を縦に振ってくれない上司や取引先
  • やりたいことをやらせてくれない家族

など、誰しも説得したい相手はいるのではないでしょうか。

でも、説得なんて人間の心理について詳しくないとできないだろうし、難しそう、と感じるかもしれません。

そんな方向けに、人を説得する12原則が書かれています。

やはりここでのキーワードも承認欲求

カーネギーさんは相手を論破して、いやいや承諾させることには全く価値がないと言います。

そうではなく、相手の自尊心を傷つけずに説得して、首を縦にふらせることが大切なんです。

そうすれば、相手を説得しつつ距離も縮められる、最高じゃないですか?

書評・感想:まさに人間関係のバイブル

本書はまさに人間関係のバイブルだと思います。

人間関係で大切なことがギュッとつまっています。

相手の名前を覚える、といった簡単なことから、相手の立場に立つ、のようななかなか大変なことまで、人間関係の原則が網羅されていると思います。

それもそのはずで、著者のデール・カーネギーさんは、プロの弁論術講師です。

ビジネスにおけるコミュニケーションを人に教える仕事に長年ついており、そのノウハウや、エピソードがふんだんに盛り込まれています。

本書はその膨大な経験、知識をもとに書かれているため、他の自己啓発本とは一線を画します。

小説を読む感覚で学べる

本書は、たくさんの人たちの具体的なエピソードや、偉人たちの名言を例に出し、その中から共通する原則を見出す、という構成になっています。

これとこれとこんな話があったんだ、だからこーゆーことが言えるよね!というイメージです。

そのエピソードの数が尋常ではなく、1原則の中に10個近いエピソードが挙げられていることもあります。

ストーリーを追いながら読み進めるので、小説のような感覚で読むことができます

文字は多いが読みやすい

そのため、文字はずらっと並んでいますが、サクサク読み進めることができると思います。

難しい内容や文字が苦手な方でも、小説のようなストーリーは読みやすい、という方も多いのではないでしょうか?

また、コミュニケーションのプロが書いた文章なので、表現もわかりやすいです。

補足:自分と相手、どちらを優先すべきか?

以上、デールカーネギーさんが書かれた「人を動かす」について解説しました。

まとめると

  1. 承認欲求を満たすことだけ考えよう
  2. まさに人間関係のバイブル的一冊
  3. 気になるあの子との距離を縮めるのに最適

という内容でした。

カーネギーさんは、常に相手のことを考え、相手の承認欲求を満たしてあげよう!とおっしゃっていました。

読んでいてとても理解できましたし、確かにこうすれば人間関係は良くなるだろうな、と思いました。

しかし、それと同時にこんな疑問が浮かびました。

「相手ばかり立ててたら、自分を大切にできないのでは?」と。

相手のことを最優先で考えると、自分は二の次になり、だんだんと疲れてしまうのではないかと思ったんです。

自分「カレー食べたい」相手「蕎麦食べたい」こんな時どうしますか?

この問いに対して僕は「相手も自分も大切にする方法を考えよう」という結論に至りました。

自分と相手がどちらも得をする関係、いわゆるwin-winの関係は目指せるよなーと。

たとえば昼食のメニューを決める際、自分は「カレーがいい!」といったけど、相手は「蕎麦がいい」といった場合。

この場合、承認欲求を満たしてあげる選択は、争わず相手の意見に合わせて蕎麦を選ぶことでしょう。

でも、自分がカレーを食べたいこの気持ちはどうすればいいの!?と感じてしまいますよね。

なので、「今回は蕎麦にしよう。明日はカレーでもいいかな?」というように、自分の感情も満たすことができる選択を探すこと、これが大切だと思います。

自分も相手も大切に

人間は誰しも自分のことばかり考えてしまう生き物です。僕もそうでした。

自分の得になることばかり考えて、行動する、それを繰り返しているうちに周りから反感を買ってしまうこともあるかもしれません。
なぜなら周りの人は、渇望的欲求である承認欲求を傷つけられているから。

僕は本書を読んで、常に「自分も相手も得をする方法はないかな?」と考えるようになりました。

この視点は、長くより良い関係を作る上で欠かせないと思います。

皆さんも本書を読んで、より良い人間関係を作っていってくださいね。

おわりに

おすすめの人

  1. 人間関係に悩みがある方
  2. 仲良くなりたい誰かがいる方
  3. 難しい本が苦手な方

おすすめできない人

  1. 具体例が苦手な方

本書はエピソードが多めなので、具体例が長く続きます。

なので、回りくどい表現が苦手な方には向かないかもしれません。

そうでなければ、本当におすすめの一冊ですので、ぜひ手に取ってみてください。

また、僕のように内向的な人ほど人間関係に悩みを抱えやすいと思います。
そんな方にぴったりの一冊「内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える」についても解説していますので、気になる方は併せてご覧ください。
参考:【書評】「内向型人間のすごい力」 内向的な性格の特徴と外向型との違いは?

それでは。

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