←前回の記事「脳を鍛えるには運動しかない」を読んで嫌いな運動を習慣化した話【運動の目的が変わった】
「脳を鍛えるには運動しかない」という本を読んで、運動が嫌いだった僕は運動を習慣化しました。
※この記事は書評ではありません。
本書を読んで、僕がどう考え、どう行動したのか書きます。(ちなみに、書評も用意してます→【書評】運動を習慣にしたい方へ。「脳を鍛えるには運動しかない」を読んでください。お願いします。)
この記事は、ろくに運動もせず、ベッドの上で大半の時間を過ごしていた5年前の自分に向けて書いています。なので、運動を習慣化したいけど、なかなか続かないんだよな〜という方の役に立つ内容かと思います。
✔︎この記事の結論
運動を習慣にしたことで、読書スピードが上がり、本の内容を覚えていられるようになった!
読書は好きだったが、本を読むスピードが遅かった

5年ほど前、僕が大学生の頃に読書に興味を持ち、少しずつ本を読むようになりました。
本を読むこと自体はとても楽しく、充実していましたが、当時の僕はとある悩みを抱えていました。
それは、読書スピードが遅かったこと。
本屋さんに行くと、読んでみたい本がたくさんあり、
全部読むことができたら、どれだけ幸せだろうか・・・。
と思っていました。
ですが、読むのが遅いので、当然その夢は叶いません。
どれくらい読むのが遅かったかというと、1年で15冊読むのが限界でした。しっかり読書の時間をとっていても、です。結構やばいですよね。笑
内容もすぐに忘れてしまう
さらに、しばらくすると本の内容を忘れてしまい、
この本には何が書いてあったっけ?
ということがしばしば。
こんな僕でしたが、脳を鍛えるには運動しかないを読んで、読書ライフがとても豊かになったんです。
運動すると、学習効率が上がる=読書スピードを上げられる

(前略)
運動の明らかな特徴のひとつは学習効率を向上させることです。
これは最も重要なことだと思います
(中略)
なぜならそれは、体の健康を保てば学習も仕事も効率よくできることを意味するからです
57ページより引用
本書を読んで、運動することで、新しいことを効率よく学ぶことができると学びました。
前回の記事でもお伝えした通り、僕は大の運動嫌いでしたが、この事実を知った僕は、運動に興味を持つようになりました。
なぜなら、それだけ読書が好きだったから。
本をたくさん読めるなら、運動でもなんでもやってやる!!
と思えるほど本を読むことが好きでした。
小説を読むことも学習
僕は、読書も学習のひとつだと思っています。
なぜなら、本からたくさんのことを学ぶことができるからです。
ビジネス書や実用書は、新しい知識や考え方を学ぶので、みなさまも学習のイメージがあると思います。
さらに僕は、小説も学習だと捉えています。
たとえフィクションであっても、登場人物は一人の人間です。
- 性格
- 生まれや家族構成
- 彼(彼女)が置かれている状況
など、異なる背景を持つ、一人の人間です。
登場人物が
- どんな場面で何を感じ
- どんな行動をするのか
そこから学ぶことはたくさんあると思っています。
本を読む前に運動をすれば、効率よく本が読める

運動が三つのレベルで学習を助けている
(中略)
まず、気持ちがよくなり、頭がすっきりし、注意力が高まり、やる気が出てくる。
つぎに、新しい情報を記録する細胞レベルでの基盤としてニューロンどうしの結びつきを準備し、促進する。
そして三つ目に、海馬の幹細胞から新しいニューロンが成長するのを促す。
67〜68ページより引用
2つ目と3つ目については、少しわかりづらいかもしれないので、学習のメカニズムを簡単に解説すると、
- 新しい情報を学ぶと、脳の中で細胞と細胞が新たに結びつく
- 復習などを通して、その回路に刺激を与える
- 結びつきが強くなり、記憶が定着する
そして運動は、
- 新たな神経細胞(ニューロン)を作り出す
- ニューロンの結合を強くする
という面から、学習の手助けをしているんです。
この事実を知った僕は、読書をする前に有酸素運動をするようになりました。
最初から走っても絶対に続かないと思ったので、まずはウォーキングからスタート。
すると、徐々に運動の習慣が身についたので、最近ではランニングやサイクリングも挑戦しています。
テクニックの習得が必要な運動は脳をでかくする!!
また、本書では複雑な動きが必要なスポーツも勧められているので、
- 趣味のボルダリング
- 寝る前のリラックスヨガ
を取り入れています。
運動により新しくできた神経細胞は、使ってあげないとなくなっていきます。
せっかくの脳を鍛えるチャンスがあるのに、もったいないですよね。
でも、
- テニスやサッカーなどのスポーツ
- 空手やヨガなどの方の習得が必要な運動
は複雑な動きを必要とするため、脳が活発に働きます。
その結果、脳も筋肉のように鍛えられていくんです。
つまり、複雑な運動は効率よく脳を鍛えることができるんです!
運動を習慣化して、読書量が3倍になり、内容もよく覚えるようになった

運動を習慣化した結果、読書量が3倍に増え、記憶力が上がりました。
【読書スピード3倍増!?】積読解消のための読書のコツ6選【全部読まないのが最重要です】という記事でも紹介していますが、1年の読書量が15冊から50冊まで増えました。
また、積読解消しようの会というちょっとした企画では、8時間18分の読書で781ページを読み終えました。1日で5冊読み終えることができたんです。
さらに、たくさんの本を読めるようになっただけではなく、本の内容も忘れづらくなりました。
もちろん、本の読み方や、アウトプットの方法を工夫したことも原因かとは思いますが、運動が記憶のサポートをしてくれていることは間違いありません。
この記事には続きがあります!
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運動を習慣化するためのif-thenプランニング

じゃあどうやって運動を習慣化すればいいんですか?
という方向けに書評記事にて運動を習慣化するための3つの具体的な方法を解説しています。
if-thenプランニングというテクニックを使って、運動を習慣化させると、なんと91%も運動の習慣化に成功するそうですよ!
イフゼンプランニングについてご存知ない方は、目標達成を2〜3倍高めてくれるテクニック「イフゼンプランニング」【応用法もご紹介】という記事を参考にしていただければと思います。
あなたの読書ライフがより豊かになることを祈っています。
それでは!
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