
本を読んでいると、途中でわけがわからなくなり読み返して・・・。こんな感じなので一冊読み切るのにものすごく時間がかかってしまいます。
こんな悩みを解決します!
✔︎この記事の内容
- はじめに目次を読むべき理由
- 目次を読むコツ
- 筆者の読書の事前準備
僕はもともと読むスピードがとても遅く、年間15冊読むのが限界なほどでした。
読書は好きだったので、色々な本を読みたかったので早く読めるように工夫を凝らしました。
すると、次第に読むスピードが上がっていき、2019年は年間50冊ほど読むことができました。
今回はそんな僕が、本を早く読むための事前準備について解説します。
この記事を読んで、本をサクサク読めるようになりましょう!
目次を読む必要はあるのか?
まず、結論として、目次は絶対に目を通すべきだと思います。
目次を読むと、
- 読書スピードが上がる
- 記憶が定着しやすくなる
- 内容が理解しやすくなる
など、メリットがたくさんあります。
この記事ではその理由について解説していきます。
目次を読むべき理由
目次に目を通すべき理由は以下の3点です。
- 1冊の全体像を把握できる
- 重点的に読むべきポイントがわかる
- 自分にとって必要な本かどうかがわかる
順に解説していきます。
1冊の全体像を把握できる
目次を読む最大の目的は、全体像を理解することです。
全体像を把握しているかしていないかでは、理解度が大きく変わります。
- その本には何が書いてあるのか?
- どんな構成か?
- 自分が知りたいことは書いてあるのか?
- 流し読みできるのはどこか?
など、全体像を把握することはいわばその本の地図を手に入れるようなもの。
例えばドライブをするとき、地図がなければ道に迷うこともあるでしょう。
そもそも目的地にたどり着けるのかもわかりません。
逆に、事前に地図を準備しておけば、確実に目的地に到着しますし、かかる時間はグッと抑えられます。
これと同じことが、読書にも当てはまるんです。
重点的に読むべきポイントがわかる
また、その本で重点的に読むべきポイントが分かります。
あなたは本を読むとき、端から端まで一字一句読んでいませんか?
もし心当たりのある方は、まず、【簡単です】こんな考え方が読書スピードを格段に上げる話【具体的なステップも解説】 という記事をご覧ください。
この記事の結論を簡単に説明しますと、本は一字一句全てを読む必要はありません。
なぜなら、読書をする目的は自分の悩みを解決することだからです。
- 痩せたい→ダイエットに関する本
- 転職したい→転職に関する本
というように、自分に何か悩みがあるから本を読むことがほとんどです。
もちろん、小説や趣味で読書している場合は別です。
読書という行為、その時間自体に幸せを感じる方は、全て味わい尽くすのは幸せだと思います。
しかし、ビジネスに活かしたい、などの目的で本を読むときは重点的なポイントを熟読し、それ以外のところは読み捨てる勇気を持ちましょう。
自分にとって必要な本かどうかがわかる
そして、本当に読むべき本かどうかも判断できます。
例えば
- 自分の知っている内容ばかり
- 悩みを解決できる情報がない
という本は、もはや読む必要がありません。
あなたの時間はとても貴重です。
その貴重な時間を自分にとって必要ない本に使うのはすごくもったいないですよね。
多少時間がかかっても、しっかりと目次を確認して、本当に自分が読むべき本かどうか確認してから購入しましょう。
目次を読むときのコツ
続いては、目次を読む際のポイントやコツについて解説します。次の2点です。
- 知っている知識を思い出す
- 時間を決める
知っている知識を思い出す
まず、読みたい本のジャンルについて自分が知っている知識を考えましょう。
学びたいことや知らない情報を考えるんじゃないの!?と思われた方もいるかもしれません。
ですが、ハーバード大学の研究では、学習前に知っていることを書き出すと、記憶の定着がよくなることが確認されました。
理由は、脳は、新しい情報をもともと持っている知識に結びつけて記憶するためです。
例えば、睡眠についての本を読む場合を例にとると、
ということを知っていたとします。
そこで、
ということを新たに学ぶ際、
というように、知っている知識と結びつけて考えると、より具体的にイメージしやすくなり、記憶として定着します。
時間を決める
また、事前に目次にかける時間を決めましょう。
目次だけに時間をかけすぎないためです。
3分、5分、10分など、好きな時間を設定して、その時間内に絶対に読み終えるつもりで取り組んでみてください。
筆者の読書の事前準備
以上、目次を読むべき理由やコツについて解説しました。
まとめると、
- 目次を読んでその本の地図を手に入れよう
- 重点的に読むポイントを把握しよう
- 知っている知識も書き出してみよう
という内容でした。
ここからさらに深掘りをして、僕が行っている読書の事前準備について解説します。
全ての本に対してやる必要はありませんが、しっかり内容を理解したい本に行うと、理解度や記憶の定着が高まりますので、ぜひ参考にしてください。
以下の3ステップです。
- 前書きや目次を確認
- 章ごとに簡単に要約
- 学びたいことを3つ書き出す
順に解説していきます。
ステップ1:前書きや目次を確認
まずは、前書きに目を通します。
問題提起や、筆者からのメッセージを確認することが目的です。
次に、目次に目を通して全体像を把握します。
ステップ2:章ごとに簡単に要約
そして、パラパラとめくり、章ごとに書かれている内容について簡単にメモしています。
ここでのポイントは、感情や経験を交え、自分の言葉で書くことです。
ただ目次を書き写すだけでは、受動的となってしまい、深い理解へと繋がりません。
どれだけ幼稚な文章でも、客観的に分かりづらい文章でもいいので、本の内容を自分ごととして捉えることが大切です。
そして、「おわりに」など、その本の締めくくりにも目を通しています。
結論について再確認するためです。
自分が出した結論と、著者の結論に違いはないか、自分の解釈が間違っていないかを確認します。
ステップ3:学びたいことを3つ書き出す
そして、ルーズリーフに学びたいことを3つ書き出し、それをしおりとして使います。
理由は、本を開くたびにその本を読む目的を思い出すためです。
僕はまだまだ本を読むのが遅いので、1日で読み切ることができません。
日をまたいでしまうと、この本から学びたいことは何だったかな?と思い出すのに時間を使ってしまいます。
なので、後日読書するとき、すぐに再確認できるように、そのルーズリーフをしおりとして使っています。
もっと読書スピードを上げるには?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
もし、さらに読書スピードを高める方法が知りたい、という方は【読書スピード3倍増!?】積読解消のための読書のコツ6選【全部読まないのが最重要です】 という記事も用意していますので、併せてご覧ください。
この記事で一冊でも多く本を読めるようになれば幸いです。
それでは。
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