- コロナが流行ってるけど、面接のときはマスクをつけるべきなのかな?
- 付けるのと付けないの、どっちが失礼なんだろう?
- マスクを付けたままでも、いい印象を与えるにはどうすればいいかな?
今回のテーマは、「面接とマスク」。
新型コロナウイルスの流行により、マスクの着用が当たり前となってる現状。
「面接のときマスクはどうすればいいの?」という方もいらっしゃるはず。
僕も転職面接を受けるときどちらが良いのか困ったので、僕の経験をシェアします。
さらに、マスクをつけたままでも印象を高める方法についても解説しました。
この記事を読んで、不安を減らして面接に挑んでください。
コロナ時代の面接は、マスクしたままがマナー

今まで、面接時にマスクを着用することは、マナー違反とされてきました。
なぜなら、面接の目的に反するからです。
- 声がこもって聞き取りづらい
- 表情が伝わらない
など、面接官が、面接を受ける人を正しく判断しづらくなります。
そのため、面接ではマスクはつけない、という常識が浸透していました。
コロナ時代は着用が基本
しかし、新型コロナウイルスが流行し、新しい生活様式が広まりました。
どんなシーンでもマスクを付ける現在は、面接でもマスクを付けることが基本です。
それは、しゅふJOBnaviというサイトが行ったアンケートでも、分かります。
300社の採用担当者に「面接時のマスクを着用するかどうか」を聞いたところ
求職者の64.2%がマスクを着用した
と答えたそうです。
この結果から、マスクを付けることがスタンダードになりつつあるようです。
実際、僕が受けた面接もマスクを着用したままでした。
異例のウイルスにより、面接の常識も変わっている事がわかります。
ひと言確認するのがベスト
とはいえ、採用担当者がによって「表情をしっかり確認したいので、マスクはとってほしい」と考えている場合も考えられます。
そのため、受付時や面接が始まったときに、一言確認するのがおすすめ。
- マスクは着用したままでよろしいでしょうか?
- もし聞き取りづらければ、おっしゃってください
と伝えることで、面接官にいい印象を与えられ、質疑応答に集中できるようにも。
企業によって考え方はそれぞれなので、相手に合わせた対応を心がけましょう。
マスクをつけたままの面接への7つの対策

前述のとおり、マスクを付けたままでは、表情が伝わりにくいです。
そのため、通常の面接よりも、印象をあげるのが難しいといえます。
そこで、マスクを付けたままでも、面接官の印象を高める方法を7つ紹介します。
それぞれ科学的な根拠に基づいている方法。
その根拠について知りたいという方は、下記の記事をあわせてご覧ください。
その①:アイコンタクト
マスクをしていても、面接官はあなたがどこを見ているのか分かります。
そのため、目線は印象を高めるのに使える武器です。
発言するときは、しっかりと面接官の目を見て話し、「あなたとお話していますよ」とアピールしましょう。
その②:うなずく
顔の動きも伝わります。
そのため、面接官の質問や発言に対しては、しっかりうなづくことも効果的。
「あなたのお話を聞いていますよ」とアピールできます。
その③:笑顔
マスクをしていても、笑顔を作るのは大切です。
特に、デュシエンヌスマイルと呼ばれる笑顔を意識しましょう。
デュシエンヌスマイルは、
- 口角を均等に上げること
- 目尻にシワができること
という2つの条件を満たす笑顔のこと。
真の笑顔と呼ばれ、好印象を与えます。
口元は見えづらいですが、目元は見えていますよね。
なので、目で笑顔を伝えることが大切なんです。
その④:高級なものを身につける
身につけるものは、高級なものにしましょう。
研究によると、高い服を身に着けた人は、有能だと判断される傾向があるそうです。
「高いものを買うお金がない」という方は、実際に高くなくて良いので、高級感があるものをチョイスしましょう。
その⑤:ゆっくり大きく動く
面接室に入るとき、受付するときなど、誰かに見られているときは、ゆっくりと開放的に動くと効果的。
2012年のある研究によると、ゆっくりと開放的に歩いた人は
- 外向的に見え
- 信頼感が上がり
- 優しそう
という印象を与えます。
その⑥:未来を語る
話す内容は、実績ではなく、ポテンシャルを。
さまざまな分野で実験が行われており、実績よりも未来を語った人に票が集まる結果です。
なので、未来のビジョンを語り、「本当に活躍してくれそうだ」と思わせる回答を用意しましょう。
その⑦:ジェスチャー
適所でジェスチャーを取り入れるのも大切。
メラビアンの法則によると、印象を決める割合は、
- 視覚情報…55%
- トーン…38%
- 言葉の内容…7%
なんだとか。
ジェスチャーは、視覚情報に当たります。印象の55%を決めるんです。
マスク着用面接の注意点3つ

マスクを着用する面接ならではの注意点もあります。
下記の3つを押さえて、少しでも不安を減らし、面接に望みましょう。
その①:いつもよりもハキハキ
通常よりも大きめで、ハキハキと話すことを意識しましょう。
マスクをつけたまま話すと、どうしてもこもってしまうからです。
聞き取りづらいので聞き返す、ということをくり返すと、スムーズなコミュニケーションが取れません。
それが、面接官のストレスとなり、あなたの印象を下げる要因になってしまいます。
もちろん、面接官との距離にもよりますが、ハキハキ話すほうが良いでしょう。
その②:マスクを外すことも想定
マスクを外すことも想定しましょう。
前述のとおり、面接官によってはマスクを外して欲しい、という場合も考えられます。
もしマスクを外して、ヒゲだらけ、メイクが適当となると、当然面接官への印象は良くありませんよね。
「最近の面接はマスクをつけたままやるんでしょ?」といっても油断は禁物。
通常の面接と同じく、しっかりとした準備が必要です。
その③:オンライン面接ではマスクを外す
コロナウイルスの流行により、オンライン面接を実施する企業も増えていると思います。
「オンライン面接ではマスクってどうすればいいんだろう?」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
オンライン面接では、基本的にマスクを外す、という認識で良いでしょう。
感染のリスクもありませんし、対面よりもコミュニケーションが取りづらいからです。
ただでさえ細かい表情が伝わらないのに、マスクをつけてしまうと何も伝わらないですよね。
時代の変化に対処して理想の人生に近づこう!
というわけで今回は以上です。
時代の変化により、今までの面接対策が通用しなくなりつつあります。
今後も今の常識が通用するとも限りません。
面接をのりこえるためにも、転職エージェントから転職市場の現状を聞くことは有効です。
まだ登録していない方は、下記の記事を参考にしてくださいね。
面接に合格できれば、きっとあなたの理想とする人生に近づくはずです。微力ながら、面接がうまくいくことを祈っています。
それでは。
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