両面提示と片面提示の意味。「鬼滅の刃」珠世さんの説得術を例に解説!

鬼滅の刃

こんにちは!ばちといいます。

心理学と漫画が好きな僕が、「鬼滅の刃」を例に、心理学をわかりやすく解説するシリーズ第9弾!

今回のテーマは、「珠世さんと両面提示」です!

  • 両面提示について、わかりやすく学びたい!
  • 説得のテクニックを知りたい‼
  • 商品をスマートに売りたい!

といった方へ向けて、

  1. 珠世さんの説得術
  2. 片面提示と両面提示のちがい
  3. 両面提示の効果的な使い方3選

について解説します。

※この先ネタバレを含みますので、ご注意ください。

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珠世さんの説得術

まずは、こちらのシーンをご覧ください。

治療薬を作るためには たくさんの鬼の血を調べる必要がある
あなたにお願いしたいことは二つ

一つ 妹さんの血を調べさせて欲しい
二つ できる限り鬼舞辻の血が濃い鬼からも 血液を採取して来て欲しい

(中略)

鬼舞辻の血が濃い鬼とは即ち 鬼舞辻に……より近い強さを持つ鬼ということです。

そのような鬼から血を奪るのは容易ではありません

「鬼滅の刃」2巻15話より引用

炭治郎と珠世さんの初対面のシーン。

炭治郎が、珠世さんを信頼し、「禰豆子を人間に戻す方法」について質問しました。

珠世さんは、
「人間に戻すことはできるが、もう少し研究する必要がある」
と伝え、炭治郎に協力を求めています。

珠世さんはこのシーンで、説得に関するあるテクニックを使っています。

それは、両面提示

両面提示とは

まず、前提として、説得の方法は2パターンあります。

  • 片面提示(一面提示)
  • 両面提示(二面提示)

片面提示(一面提示)と両面提示(二面提示)のちがい

  • 片面提示(一面提示)…メリット、または、デメリットのみを伝えること
  • 両面提示(二面提示)…メリット、デメリットの両方を伝える

片面提示は、「そんなうまい話があるわけがない…」と、疑いの目をむけられる一方で、

両面提示は、デメリットも伝えることで、誠実な印象をあたえます。

もちろん、大きすぎるデメリットはマイナスになりえます。
しかし、デメリットが小さければ、効果的です。

珠世さんは、両面提示でデメリットも伝え、炭治郎に好印象をあたえました。

両面提示の、効果的な使い方3選

片面提示、両面提示が効果的な場面はそれぞれちがいます。

ここでは、両面提示の効果がアップする3パターンを紹介します。

その①初対面の場合

初対面の場合は、両面提示が効果的です。

デメリットも伝えることで、信頼してもらえるからです。

初対面の相手とは、信頼関係がないため、片面提示では説得力に欠けます。

一方、両面提示をつかうことで、
「この人は本当のことをいう人なんだ」
という印象をあたえます。

友人や家族など、すでに信頼されている相手に対しては、片面提示でも効果がありますが、初対面の相手には、両面提示をつかうべきでしょう。

珠世さんは、初対面の炭治郎に両面提示をつかっているため、説得に関する知識があるのかもしれませんね。

その②相手が議題についての知識がある場合

議題に精通している相手にも、両面提示が効果的です。

相手がくわしければ、デメリットについて知っている可能性があるからです。

片面提示では、
「この人はデメリットを伝えずに、うまいことばかりいっている」
と思われてしまいます。

一方、両面提示では、印象がアップするのにくわえ、
「この人は知識を持っているな」
というアピールにもつながります。

業界にくわしくない場合は、片面提示でオーケーですが、くわしい方には、両面提示でアピールしましょう。

炭治郎は、鬼殺隊です。
そのため、珠世さんは、鬼に関する知識があると判断し、「鬼舞辻にちかづけばちかづくほど、危険がともなう」というデメリットも伝えたのだと思います。

その③2パターンの使い分け

両面提示には2パターンあります

  • パターン①「プラス、ですがマイナス」
  • パターン②「マイナス、だけどプラス」

の2つです。

例えば、珠世さんはパターン①ですね。

(お願い)
血をとってきてください。
(プラス)
禰豆子を人間に戻すことができます。
(マイナス)
ただし、強い鬼と戦わなくてはいけない。

というように、メリット→デメリットで伝えています。

これをパターン②にすると

(お願い)
血をとってきてください。
(デメリット)
強い鬼と戦う必要があります。
(メリット)
しかし、禰豆子を人間に戻すことができます。

デメリット→メリットです。

いかがでしょうか?

順番だけでも、かなり印象が変わると思います。

デメリット→メリットがベター

一般的にはパターン②が効果的とされています。

人間は「最初と最後にいわれたことが印象に残りやすい」という性質を持つためです。

デメリットを、お願いとメリットではさむことで、マイナスの印象をやわらげることができます。

これら3つにくわえ、以前紹介した、承諾率を2倍上げる「BYAFテクニック」をあわせて使うと、より効果的でしょう。

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それではまた、別の記事でお会いしましょう!

「鬼滅の刃で学ぶ心理学」シリーズはこちらからどうぞ!

参考文献

  • 「鬼滅の刃」,吾峠呼世晴,集英社
  • 「トークいらずの営業術」,メンタリストDaiGo,リベラル社,p138~139

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