こんにちは、ばちといいます。
幸せな人生を送るべく、幸せについて学んでいます。
幸せになりたいけど、幸せってそもそも何だろう?
そしてどうすれば幸せになれるのかな?
幸せで、充実した人生を送りたい!
今回はこういった方向けの記事です。
だれしも「幸せになりたい」「幸せな人生を送りたい」と思うでしょう。
長い人生、どうせ生きるなら幸せに生きたいと感じるのは何らおかしなことではありません。
しかし「幸せとは何なのか、どうなれば幸せになれるのか」と聞かれると、回答に自信が持てないですよね。
なのでこの記事では、ポジティブ心理学の分野の様々な研究によって導き出された事実を解説します。
- 幸せとはなにか?2種類の幸せ
- 幸せを決定する3つの要素
- 幸せに生きるための5つのステップ
読んだあとすぐに実践できるよう、より具体的に解説しています。
この記事を読み、幸せな人生に近づけていきましょう。
幸せとは何か?2種類の幸せ

まず、幸せには2種類の幸せがあります。
それは下記の2つ。
- 短期的な幸せ
- 長期的な幸せ
幸せその①:短期的な幸せ
短期的な幸せとはその名の通り、一時的なポジティブ感情を指します。
たとえば
- 美味しいものを食べて幸せ
- バーベキューが楽しい
- 人に褒められてうれしい
というように、あるイベントがあり、それに伴ってポジティブな感情を経験すること。
幸せといえば短期的な幸せを指す場合が多いので、イメージしやすいのではないかと思います。
幸せその②:長期的な幸せ
一方、長期的な幸せとは、人生を通じて感じる満足感のこと。
具体的には
- やりがいを持って仕事ができている
- 贈りたい人生を歩んでいる
- 良好な人間関係を築いている
など、特別なイベントがあるわけではないけれども、人生に充実感を感じている状態ですね。
この長期的な幸せを感じるには、①自分についての理解②適切な行動③相応のリターンなどの条件が必要。
そのため、短期的な幸せよりも実感しにくいという特徴があります。
もちろん、どちらか一方が重要というわけではありません。
重要なのは2つのバランス。
日々の幸福感も大切ですし、人生の意味ややりがいも欲しいですよね。
幸せを決める3つの要素
幸せには短期的な幸せと長期的な幸せのが2種類あり、どちらも増やすことで、幸せな人生が近づく、ということはおわかりいただけたでしょう。
では続いて「何が幸せを決めているの?」という疑問にお答えします。
これはポジティブ心理学の権威、ソニア・リュボミアスキー教授によるフレームで、幸せは以下の要素の割合で決まるんだそう。
- 遺伝要因:50%
- 環境要因:10%
- 意図的な行動:40%
遺伝要因|生まれつき決まるもの
遺伝要因は、見た目や身長、性格など、遺伝である程度決まり、自分ではコントロールできない要素のことです。
これによって幸せの50%を左右されるわけですが、いかんせん自分ではコントロールできないため、受け入れるしかありませんね。
環境要因|過ごしている状況
環境要因は、富や名声、健康状態など、自分を取り巻く環境のこと。
「もっとお金がほしい」「健康に過ごしたい」という言葉はよく耳にしますが、もしそれらを手に入れたとしても、幸せの10%しか左右しません。
つまり「幸せ」という観点からすればあまりコスパはよくありませんよね。
苦労して高い地位を手に入れても、幸せの10%にしか影響しないわけですから、割に合わないといえます。
意図的な行動|幸せになるための努力
ではどうすれば良いのかというと「意図的な行動」を増やせば良いんです。
意図的な行動とは要するに、幸せのための努力のこと。
たとえば
- 自分にあった仕事のために転職活動をする
- いい人を見つけるために街コンへ行く
- 痩せるために運動をする
など、自分のなりたい姿に向けた行動を増やすわけです。
これにより幸せの40%が決まるため、幸福度を大きく上げることができます。
まとめると、幸せのために努力をすることで幸せな人生を手に入れることができる、というわけですね。
幸せな人生を送る5つのステップ

それでは最後に、意図的な行動を増やし、短期的、長期的の幸せにアプローチする5つのステップについて解説します。
この方法は「最高の体調」という本で紹介されているものをベースに、僕が実際に実践した方法。
価値観が明確になるのはもちろん、これがきっかけで
- やりがいを感じられなかった仕事から転職したり
- 年間60万円の節約をすることに成功したり
- ブログを始めたり
など、理想とする幸せな人生に近づきました。
そんな僕の経験を交えつつ解説しますので、あなたも読み終わったらぜひやってみてください。
ステップ①:挑戦していることややりたいことをリストアップ
ステップ②:それぞれの目的や理由を考える
ステップ③:価値観に沿う行動を増やす
ステップ④:価値観に沿わない行動を減らす
ステップ⑤:定期的にメンテナンスする
くわしく解説していきます。
ステップ①:挑戦していることややりたいことをリストアップ
まずはじめに、今取り組んでいることや、やってみたいことをリストアップしてください。
価値観を深堀りする事前準備に当たりますね。僕の場合
- メンタルを強くする
- 年間75冊読む
- 健康に過ごす
というように、具体的なものから抽象的なものまで、とにかくピックアップしました。
10個程度を目安にとにかく思いつくままに書き出してください。
2021年になったばかりなので、今年の目標なんかを書き出すのもいいですね。
ステップ②:それぞれの目的や理由を考える
続いて、それらの目的や達成したい理由を深堀りしていきます。
これは自分の価値観を知るための作業。
「なぜこの行動をやりたいのか?」
「行動する目的はなにか?」
という質問を何度もくり返します。
例えば僕は下記のように深堀りしました。
メンタル強化
↓
ムダに悩みたくない
↓
好きなことに集中したい
↓
スキルを身につけたい
↓
会社に縛られたくない
↓
自由に生きたい
このように「メンタルを強くしたい」という目標から「自由に生きたい」という価値観を導き出すことができました。
それぞれこれ以上深堀りできないところまで掘り下げていきましょう。
だいたい5〜6回くり返すのが目安です。
すべての目標で行うのは大変なので、特に重要だと思うものを3つピックアップしてみて下さい。
ステップ③:価値観に沿う行動を増やす
ステップ②で、あなたが大切にしている価値観がいくつか見つかったはずです。
次はその価値観を行動に落とし込んでいきましょう。
これは「短期的な幸せ」を増やすことが目的。
「どうすればその状態を達成できるかな?」
と問いかけ、限界まで小さな行動に分解してください。
僕は先ほどの「自由に生きたい」という価値観をこんな感じで掘り下げました。
自由に生きたい
↓
会社から自由になる
↓
複数の収入源を持つ
↓
転職する
↓
副業で稼ぐ
↓
ブログを始める
↓
WordPressについて学ぶ
このように「自由に生きたい」という価値観を達成するために、どんな段階をふめば良いのかを可視化していきます。
可視化したら、あとは順に行動するだけ。
こうするとゲーム感覚で楽しく行動できるので、おすすめですよ。
ちなみに、もちろん枝分かれしてもOKです。
というか、確実に枝分かれするはず。
ある目標を達成する方法が1つしかない、なんてことはありませんよね。
僕も「複数の収入」のところで投資、副業、転職の3つに枝分かれしましたが、わかりづらくなるので上記のようにまとめました。
ステップをより具体的にするために、どんどん細分化しちゃいましょう。
ステップ④:価値観に沿わない行動を減らす
さて、いよいよ最後の仕上げです。
日々の行動をみなおし、価値観にあわない行動をできるだけ減らしてください。
価値観にあう行動だけ残すことで、長期的な幸せにつながります。
これまでのステップで、あなたが大切にしている価値観、それを達成するための具体的な行動が明確になったはず。
もし価値観と関係のない行動があれば、をどんどん切っていきましょう。
僕が減らしたのは
- やりがいを感じない仕事
- 付き合いの飲み会
- 仲良くない人との遊び
- 娯楽目的のYouTube
- 使っていない物
これらの行動は、僕の価値観に全く結びつかない行動でした。
なので、すべてバッサリなくしました。
ほぼすべての時間が価値観につながる行動になるためか、最近はすごく幸せを感じられています。
どうしても減らせないものは効率化を考える
もちろん、家事や仕事など、どうしてもやらなければならないことはあるでしょう。
そんなときは、効率化できないかを常に考えてください。
家事は時短家電を買えばある程度負担を減らせますし、家事代行サービスという選択肢もあります。
仕事についても、「本当にこの作業は必要なのか?もっといい方法はないか?」という視点を忘れずに向き合ってください。
その思考がまさに「意図的な行動」に当たります。
試行錯誤をくり返すことで、あなたの幸福感は上がっていくんです。
ステップ⑤:定期的にメンテナンスする
一度やったらそれで終わり、となれば良いのですが、そうは問屋がおろしません。
人生は長いので、途中であなたの価値観自体が変わってしまうことも考えられます。
なので「以前はこの行動から幸せを感じていたけど、最近は微妙だ」ということにも。
一年に一度1〜4のステップをくり返すことが望ましいですが、それは面倒だと思いますので、ここでは「3つのルール」を解説します。
こちらも「最高の体調」で紹介されている方法で、良かったこと、改善点をそれぞれ3つずつ書き出す、という思考法。
月1回程度を目安に「幸せを感じられたこと、やってよかったこと」「ここを変えればもっと幸せを感じられそうだ」といったポイントを書き出していきましょう。
幸せな人生へ向け、改善あるのみですね。
ちなみに、3つのルールについてのくわしい解説や、実際の体験談を知りたい、という方は、下記の記事をあわせてどうぞ。
というわけで今回は以上です。
もっと自分のやりたいことを見つけていきたい、という方は下記の記事もあわせてご覧ください。
自分にとって重要な事柄「コアパーソナルプロジェクト」について解説しています。
幸せな人生へ向けて、意図的な行動を増やしていきましょうね。
あなたが少しでも幸せになることを祈っています。
それでは。