こんにちは、ばちといいます。
医療事務がつらすぎて、Webライターへ転職した内向型です。
医療事務はやめとけっていわれたんだけど、どうしてだろう?
医療事務はブラックって聞いたけど本当?
医療事務の評判が知りたいな!
この記事は、医療事務になろうか迷っているあなたへ向けて書いています。
この記事を書いている僕は、新卒で大学病院の医療事務として配属になりました。
未経験でなんの資格もなく、右も左もわからないまま日々疲弊。
そのうえ医療事務の仕事内容が、内向的な性格とはあまりにも合わず、体調を崩してしまったことも。
今回はそんな僕が、医療事務について語ります。
経験談をベースにぶっちゃけるので、医療事務になろうか迷っている方はぜひ参考にしてください。
YouTubeでもお話しました。
水の流れに癒やされながら、学んでみてくださいね!
内向型が医療事務になるのはやめとけ。向いていない7つの理由
あなたが僕と同じように、内向的な性格なら、医療事務は大変な仕事になるはず。
その理由は下記のとおり。
- 理由その①:1日にたくさんの人と絡む
- 理由その②:従業員がみんな忙しそう
- 理由その③:人を待たせているという焦り
- 理由その④:患者さんから大量のクレーム
- 理由その⑤:圧倒的女性社会
- 理由その⑥:医療従事者との格差が激しい
- 理由その⑦:マルチタスクになりがち
ここではその理由を7つ深堀りして解説しますね。
理由その①:1日にたくさんの人と絡む
医療事務は、人と関わる仕事。
患者さんはもちろん、医師や看護師などの医療従事者にくわえ、他の医療事務スタッフも含まれます。
病院の大きさにもよるものの、一日に関わる人はかなり多い仕事です。
僕は1日3,000〜4,000人の患者さんが来院する大きな病院に勤めていたため、仕事を終えるとドッと疲れてしまっていました。
人と関わるのが得意ではない人にとっては大変な仕事といえるでしょう。
理由その②:従業員がみんな忙しそう
勤務中は従業員が、みんな忙しそうなんです。
診察から会計まで、できるだけスムーズに終わらせることも医療事務の使命の一つ。
働く側はさぁ大変。
ミスも遅れも許されない緊張感があり、職場の空気感が少し異常なんですね。
そんな中質問したり、仕事を頼んだりしなくてはいけないことは、とても勇気のいることでした。
冷たくあしらわれたりするので、繊細な人にとっては苦しいかもしれません。
理由その③:人を待たせているという焦り
問い合わせにすぐに回答したり、患者さんの料金を計算したり、とにかくスピード勝負の世界。
とはいえお金が関わる仕事なので、計算間違いはトラブルに発展します。
そんな緊張感の中働いていれば、徐々に神経が消耗していくのは当然のこと。
患者さんはもちろん、他のスタッフからの問い合わせもあります。
その疑問は、患者さんの待ち時間に直結するので、プレッシャーがハンパないんですね。
僕は臨機応変な対応が得意ではないので、毎日あたふたして働いていました。
理由その④:患者さんから大量のクレーム
クレーム対応もどうしても増えてしまう仕事です。
患者さんは、不安な気持ちを抱えながら来院しています。
普段は気にならないような些細なことでも、気になってしまうわけです。
診察や会計の待ち時間、スタッフの冷たい対応など、溜まりに溜まった鬱憤は、医療事務スタッフにもぶつけられがち。
強い感情を向けられると、どうしても怯えてしまうものですよね。
理由その⑤:圧倒的女性社会
医療事務には、多くの女性のスタッフさんが働いています。
わりとゴリゴリの女性社会なんですね。
男性であれば、肩身の狭い思いをすることになるはず。
看護師さんも女性が多く、気が強めの女性と関わる機会の多い仕事といえます。
僕の配属されたのは、男3人に対して女性が20名以上のチームでした。
理由その⑥:医療従事者との格差が激しい
正直、医療従事者との格差は否めません。
医師が圧倒的なトップに君臨し、その次に看護師や薬剤師、放射線技師のような医療従事者。
職場内で医療事務は、最も低い地位といえます。
そのため、高圧的な態度で接されがちなんです…。
「え、これできないの?」
「やってもらわないと困ります」
こんな感じのセリフを強い口調でぶつけられるんです。
待遇の違いも働きづらさの原因の一つでした。
理由その⑦:マルチタスクになりがち
医療事務の仕事はスピード勝負。
一度に多くの仕事を抱えるシーンが、たくさんあります。
- 計算している最中に電話が鳴って中断
- データ入力をしているときに話しかけられる
こんなことは日常茶飯事。
このようなマルチタスクは、脳への負荷が強いため、消耗しやすいんですね。
電話が苦手な方は、電話への苦手意識は克服する必要なし!3万件の電話を受けた僕が解説をあわせてどうぞ。
医療事務はブラック労働になりがち
医療事務の業務内容的に、働き方がブラックになりがちなんですよね。
ざっくりと月の業務スケジュールはこんな感じ。
- 1日〜10日→レセプト請求業務
- 10日〜20日→誤請求の修正
- 20日〜30日→次月請求に向けた準備
とくに忙しいのは、月末月初です。
医療費の請求は、毎月10日が締め。
その前に、請求の準備を終えなくてはいけません。
そんな業務スケジュールなので、GWなどの月始めの大型連休は出勤せざるを得ないわけです。
加えて通常業務も当たり前のようにこなさなくてはいけないので、月始めの業務量はなかなか。
僕の同期は、2時くらいまで残業していたこともあったらしいです…。
かといって給料は低く、マイナビ転職の年収ランキングでも、312位中292位と、堂々下位に位置しています。
一人ひとりの業務量が多いにもかかわらず、給料も低い。
医療事務がブラックと言われる理由は、この構造にあります。
医療事務以外にも、たくさんの選択肢がある
あなたがもし内向的なら、医療事務にこだわる必要はありません。
これまで見てきたように、医療事務の仕事はあなたに合っていないからです。
それは、内向的な僕が仕事で体調を崩してしまったことからも想像できるでしょう。
内向的なあなたには、あなたにしかない強みがあります。
当ブログの基本スタンスのどおり、あなたを知り、刺激の少ない職場で、強みを活かして働くのが、内向型人間におすすめの働き方。
その働き方を、医療事務では実現できないだけのこと。
わざわざ向いていない仕事を選んでも、疲れるだけです。
もちろん医療事務になるのが夢なら、それを否定するつもりはありません。
辛くても、きっと充実した毎日を送れるはずです。
しかし「なんとなく将来安泰そうだから…」という理由で医療事務を選んでいる場合は、注意です。
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医療事務はやめとけ。内向型は、今すぐ逃げるべし
内向的な性格、HSP気質を持つ僕が、我慢を続けながら医療事務の仕事を続けると、体調を崩してしまいました。
気づけば社会復帰するまで1年が必要になるほど、体は消耗していました。
こんな経験をした僕だからこそ、医療事務として苦しんでいるあなたに伝えたいのは「つらいなら今すぐ逃げよう」ということ。
とはいえ「転職したことないし、自分はどんなところに転職すれば良いのかわかんないよ…」と思ったかもしれません。
そんな方のために、医療事務から転職する方法を網羅的にまとめた記事を用意しました!
下記記事を参考にしながら、早めに医療事務から逃げる準備を始めてくださいね!
あなたの体験談もコメントしていただき、一緒にお仕事図鑑を作っていきましょう!