こんにちは!ばちといいます。
今回のテーマは「フランキーって本当にいいやつなの?」です。
フランキーを好きな方も多いと思います。
ですが、彼ははじめ、敵キャラとして登場しましたよね。
麦わらの一味はもちろん、僕たち読者の印象がなぜ大きく変わったのか、心理学的に解説していきます。
※ネタバレを含みますので、ご注意ください。
【ぶっちゃけ許せない】フランキーは本当にいいやつ?
フランキーは、仲間想いで涙もろく、特に男性はビームに魅力を感じる方もいるでしょう。
- ウォーターセブンを、裏から支えていたり
- 大好きなトムさんを、体を張って守ったり
- ルフィたちに、最高の船をプレゼントしてくれたり
フランキーっていいやつだなぁ、というエピソードが並んでいますね。
実際、登場時から常に人気投票トップ20に入っています。
他の麦わらの一味にくらべると低いです
しかし、あれだけキャラが多い漫画で、20位に入るのは十分人気があるといえます。
フランキーはなんで許されてるの?
しかし、
フランキーってなんで許されてるの?
と感じませんか?
実のところ、僕も同じ意見です。
よく考えると、フランキーって結構ひどいことしてますよね。
- ウソップをボコボコに
- 2億ベリーという大金を強奪
- 盗んだ2億ベリーを、個人的な夢のために使う
先ほどのフランキーの印象と大違いですよね。
ちなみに、僕がウソップだとしたら、絶対に許せません。笑
最終的に、
- チンピラたちをまとめあげ、裏からウォーターセブンを守っていたこと
- ロビンを助けるため、一緒に戦ってくれたこと
- 宝樹アダムを使い、サニー号を作ってくれたこと
など、いいエピソードがどかどか出てきました。
そのため、僕たち読者を含め、一味のメンバーも彼を許し、仲間として受け入れました。
しかし、やはり僕は
なぜ、あれだけひどいことをしたのに、許されているんだろう?
という疑問をぬぐえませんでした。
心理学の本を読みあさると、この状況を説明できる答えを見つけました。
それは、「親近効果」という心理効果です。
フランキーを許せない人が知っておきたい親近効果とは?
親近効果とは
一番最後の情報が、印象に残りやすい、という心理効果のこと。
たとえば
りんご、いちご、すいか、みかん
という単語を並べたとき、みかんの印象が強く残ると思います。
それは、親近効果がはたらいていることが原因です。
初頭効果との違い
ちなみに、りんごの印象も強いという方もいらっしゃると思います。
これは初頭効果といい、一番最初の情報も記憶に残りやすいんです。
つまり、僕たち人間は
- りんご、みかんの印象が強く
- いちごとすいかの印象は弱くなる
という性質を持っているんです。
フランキーを許せる・許せないの違い
フランキーを許せる・許せないのちがいは、
- 初頭効果
- 親近効果
のどちらがはたらいているのかによって、異なります。
親近効果がはたらくと?
第一印象最悪だったフランキーが、許されているのは、親近効果で説明ができます。
親近効果がはたらくと、
最初のひどい印象<最終的ないい印象
となるため、フランキーはいいやつだ‼という印象が残ります。
初頭効果がはたらくと?
逆に、僕のように、フランキーってなんで許されているんだ?という方は初頭効果がはたらき、
最初のひどい印象>最終的ないい印象
となるため、フランキーって本当にいいやつなの?となるわけです。
麦わらの一味、読者の心理
麦わらの一味には、親近効果がはたらいているのでしょう。
そのため、フランキーはいいやつ、と認識されていますね。
余談ですが、他にも、親近効果がはたらき、最初の悪行が許されているキャラとして、
- ビビ
- ロビン
- ボンちゃん
あたりが挙げられるかと思います。
他にも、こんなキャラがいるんじゃない?
という方は、コメント、もしくはTwitterにて教えていただけると、うれしいです。
もちろん、本人たちがそれでいいのですから、僕たち読者がどうこういうことではありません。
僕たちはただ、ルフィたちの冒険を見守るだけです。
今後も、ワンピースを楽しんでいきましょう。
この記事が、あなたのお役に立てばうれしく思います。
それではまた、別の記事でお会いしましょう!