人間関係・心理学を学ぶ

職場に友達がいないあなたへ。心理学的に正しい友達の作り方

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「職場に友だちができないんだけど、そもそも友達って必要なのかな?必要なら友達の作り方を知りたい」

この記事は、こういった方向けの記事です。

✔本記事の内容

  • 職場に友達がいたほうが良い理由
  • 職場に友達がいることのデメリット
  • 心理学的に正しい友達の作り方

✔結論:頑張って3人の友達を作ろう

3人でいいから頑張ろう。500万人を対象にしたアメリカの研究で ①職場に親友がいると、仕事のモチべが7倍アップ ②友人が3人いると、給料と人生への満足度が約2倍アップ というとんでもない効果が判明。 僕は転職したばかりで、友人がいません。人見知りですが、これを聞いたらさすがに頑張らなきゃ…

僕のような人見知りの方のためにそこからさらに深堀りをして、心理学で効果の確かめられた「友達を作る方法」についても解説。
この記事を読み終えたら、ぜひ、職場の隣の人に話しかけてみてくださいね。

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職場に友達がいたほうが良い理由

ミーティング

職場の友達ってなかなか作るのが難しいですよね。

あくまでも仕事をする場ですから、仕事は仕事と割り切っている方も多いです。
学校とは違い、親睦を深めることが目的であることは少ないでしょう。

実際、厚生労働省の統計では「同僚と仕事プライベートの話で笑うことがあるか」という質問に対して、「はい」と答えた人の割合はたったの30%。
この結果を見ても、職場に友達がいるのは少数派である、というがわかりますね。

しかし、職場に友人を作ることには、たくさんのメリットが確認されています。

今回は、その中の一つ、アメリカの調査を紹介しますね。

3人の友達で人生が大きく変化する

これは、2004年、ギャラップ社がなんと500万人を対象にした調査で、参加者の職場の人間関係と、仕事や人生への満足感の関係を調べたんですね。
その結果、下記の2つのことがわかりました。

  1. 職場に友人が3人いると、人生への満足度が96%、給料への満足度が2倍アップ
  2. 職場に親友がいると、仕事へのモチベーションが7倍アップし、作業スピードも上昇。仕事のトラブルも減り、想像力も高まる

凄まじい結果ですよね…

友達を作るのが苦手な僕でも、さすがに3人は頑張らないとな、と感じる内容です。

職場に友達がいることのデメリット4選

内向的な人に向いていない仕事の特徴5選

以上、職場に友達がいる科学的なメリットを解説しました。
一見友達作る一択のような結果ですが、実際のところ職場に友達がいることにはデメリットもあります。

僕は前の職場でが50人ほど同期がおり、友達もいました。
中には同じ部署の友達もいて、一緒に仕事をするということも経験。

確かに、仕事へのモチベーションも高まり、職場に自分の居場所を感じられるなど、メリットはありましたが、決して良いことばかりではありません。

なので僕の経験を踏まえて職場に友達がいる4つデメリットをお伝えします。

  1. 仕事でのトラブルがプライベートにも影響する
  2. いちいち気になってしまう
  3. 仕事の効率が下がる
  4. 頼み事がしづらくなる

くわしく解説していきます。

デメリット①:仕事でのトラブルがプライベートにも影響する

これが最大のデメリットかなと感じますが、仕事でトラブルが最悪プライベートにも響きます。

以前、友人と2人で持っていた仕事でトラブルが起きたことがありました。
なかなか大きなトラブルで、落ち着くまでに時間を要したのですが、その間は友達との関係も悪化…。

更には僕の対応にも問題があったこともあり「あ、これは最悪友情も終わっちゃうかもな…」と思うほどでした。

結果的に、時間が解決してくれ、今もその友達とは仲良くやっているわけですが、仕事でのトラブルの影響はより大きくなるなと感じた経験です。

デメリット②:いちいち気になってしまう

さらに、友達の状態が気になる、というのもデメリットの一つ。
これは人によるのかな〜とも思いますが、友達が大変なときには気になって仕事が進まないということもありますね。

  • 仕事で忙しい
  • ミスしてしまった
  • 残業が続いている

など、ただの同僚であれば気にならないようなことでも、仲良くなっている分、気になってしまうんです。

ささいなことではありますが、心への負担は毎日積み重なるので、油断は禁物。

デメリット③:仕事の効率が下がる

そして、仕事の効率も下がります。
これは、仲が良くなったことによって、私語や雑談が増えることが原因。

付き合いのない同僚とはプライベートの話はせず、仕事の話しかしませんよね。
そのため、スムーズに仕事を進められます。

しかし、友達になると雑談する機会が増えますよね。

すると「仕事に費やす時間が減り、仕事が終わらない→上司に詰められる→友達にグチを言う→仕事の効率が下がる→…」という負のループの完成。

このような循環にハマることはなくても、雑談が増えるとその分仕事の時間が減っていることは事実です。

なので、勤務中は雑談をせず、休憩中や仕事終わりに話すというように、メリハリを付けると良いでしょう。

デメリット④:頼み事がしづらくなる

最後に、仕事の頼みごとがしにくくなる、というデメリットもあります。
嫌われたくない、とか嫌な思いをさせたくない、という気持ちが働くからです。

僕はもともと人に頼み事をするのが苦手でした。
「迷惑かけたら嫌だな」とか「今忙しいかな?」など、色々と考えてしまいますし、話しかけるタイミングを見計らわなければならないのが心理的な負担だったからです。 

相手が友達となると余計にその気持ちが大きくなり、仕事をふるのに苦労しことを覚えています。

このように、相手の気持ちをより考えてしまい、仕事を頼みづらくなることもデメリットの一つ。

心理学的に正しい職場の友達の作り方3選

友達

デメリットはあるとはいえ、職場に友達がいる計り知れないメリットは先ほどお伝えしたとおり。
トータルで考えると、やはり職場に友達がいるほうが人生の幸福度は高まるでしょう。

しかし「同僚と仲を深めるなんて無理」と感じたのではないでしょうか。
そもそも僕のように、人見知りで友達を作るのが苦手だという方もいらっしゃるはず。

なので最後に、心理学の分野で認められた、本当に効果のある友達の作り方を3つ紹介します。

  1. 単純接触効果
  2. 自己開示
  3. ランチョンテクニック

くわしく解説していきます。

その①:単純接触効果

単純接触効果とは、目にする回数が多いものや情報ほど高感度が上がる、という心理効果のことです。
ほとんど会わない別部署の人よりも、同じ部署でよくやり取りする人のほうが仲を深めやすいですよね。

これは毎日顔を合わせることで、単純接触効果がはたらき、相手に対する好感度が上がっていることが原因。

そのため、話しかけるなどして接触を増やし、自分に対する好感度を上げていきましょう。

適切な頻度で接触しよう

ただし、注意点があります。

それは、むやみに接触しすぎないこと。
なぜなら、単純接触効果がはたらくのは、最初の10回までと言われているからです。

例えば、初対面の日に10回話しかけてしまうと、それ以上接触しても単純接触効果は働きません。

また、話しかけられる人の立場に立ってみるとわかりますが、そこまで頻繁に絡まれると迷惑ですよね。

単純接触効果を利用して、仲良くなろうとするのは良いですが、大切なのは適度な接触。
1週間に1度話しかけるなど、適切な接触回数で絡んでいきましょう。

すでに10回以上接触している人とさらに仲良くなりたい場合は、以下の2つのテクニックを使ってください。

ちなみに下記の記事では、単純接触効果についてより詳しく解説しています。あわせてどうぞ。

その②:自己開示

自己開示とは、自分の話を相手に打ち明けること。
わかりやすく言えば、初対面の人と自己紹介して親睦を深めるのは、まさに自己開示といえます。

自己開示のメリットは、自然と気の合う人が集まってくること。
「僕はこんな目標を持っています」とか「こんなことに幸せを感じるんですよね」というように、自分の趣味や価値観、経験を積極的に伝えることで、周りには似たような人が増えます。

さらに相手の話も聞くことで、お互いに信頼感が高まり、仲が深まっていきます。
このように、気の合う友人を探すためにも自己開示は有効なんです。

自己開示に適した10のテーマ

「でも、どんな内容を伝えれば良いのかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。

そんな疑問に対するヒントとして、社会心理学者のゲイリーウッド氏が提案する「自己開示に適した10のヒント」を紹介します。

  1. お金や健康に関する心配事
  2. どうしても許せないこと
  3. 幸せを感じること
  4. 改善したいこと
  5. 夢や目標
  6. 下ネタ
  7. 弱点
  8. 怒りを感じること
  9. 趣味や興味
  10. 恥ずかしかった過去

10個に分かれてはいますが、まとめると

  1. 趣味や価値観
  2. 悩み
  3. 下ネタ

の大きく3つに分けられるでしょう。

誰かと仲を深めたい場合は、これらの話題の中から自己開示すれば良いわけですが、今回の目的は「職場で友達を作ること」。
なのでやはり初めは仕事に関するテーマが無難ですね。

  • 仕事に関する悩み
  • キャリアプランなど、将来の目標
  • 仕事での失敗談

などから伝え、仲が深まってきたらそれ以外の話にもチャレンジする、という流れが理想。

自己開示を続け、お互いの人となりや価値観を共有していれば、いずれは友達と呼べる関係になっているでしょう。

その③:ランチョンテクニック

ランチョンテクニックとは、簡単に言うと一緒にランチを食べること。
実は、人は食事中に経験していることをポジティブに感じるようにできています。

あなたも小学校時代、給食を一緒に食べるメンバーに親近感がわく、というような経験をされたことありませんか?
あれはその心理効果がはたらき、一緒に食事をしている友人をポジティブに感じていることが原因です。

これを会社でも実践するのが、ランチョンテクニック。
仲良くなりたいと思った人が見つかったら、勇気を出してランチに誘ってみてください。

定期的にランチの機会を設ける

しかし、中には「休憩時間が不規則だから人とランチをすることがない」という方もいらっしゃるはず。
そんな方へ向けて、僕の実体験をお話させてください。

僕の職場も休憩時間が決まっておらず、各自好きな時間に休んで良いよ、というルールです。
なので、基本的に人とランチを食べることはありません。

転職したばかりで職場で話す人もおらず、ひっそりと過ごしていたわけですが、先日、チームのメンバーとランチを食べました。
中には話したことのなかった方もいたのですが、そういった方とも話すことができ、楽しい時間を過ごせたんです。

ランチをともにしたことで、僕は勝手に親睦を深められたと思っており、職場での居心地が少し良くなりました。

やはり「ランチを共にするって大事だな」と思ったので、休みが合わない方も、定期的にランチを一緒にする機会を作ってみてはいかがでしょうか。

というわけで以上です。

ぜひこの記事を参考に職場に友達を作ってみてくださいね。あなたの人生、仕事もプライベートも大きく変わるはずですよ。

それでは。

✔参考文献

  • 鈴木祐,科学的な適職,クロスメディア・パブリッシング
  • メンタリストDaiGo,コミュ障でも5分で増やせる超人脈術,マキノ出版

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