こんにちは、ばちといいます。
仕事がつらすぎる…。ゆるく働きたい…。
ゆるく働いている人は、どんなふうに働いているのかな?
ゆるく働くための方法が知りたい!
今回はこんな、ゆるく働きたいあなたへ向けた記事です。
僕も新卒の正社員で働いていた頃は毎日毎日しんどくて、アルバイトやパートなどで細々と生きていきたいなと考えていました。
でもホワイト企業へ転職し、心の底から「これがゆるく働くってことか!」と学んでからは、以前の考えが間違っていたことに気がついたんです。
つまりゆるく働くとは、細々と生きることではなく、「自分の価値観に沿って働くこと」なんだと。
この記事ではゆるく働くメリットに加えて、ゆるく働く3ステップや注意点について解説します。
休職するほどツラかった会社からホワイト企業へ転職し、フリーランスに挑戦するまでに至った内向型HSPの僕が、「ゆるく働く」をテーマに解説していきますね!
結論。ゆるく働くとは、価値観に沿って働くこと
本題に入る前に、ゆるく働くことの定義を確認しておきましょう。
何がゆるいのか、その感じ方は人それぞれ。ですからまずは、休職からホワイト企業を経験した僕の結論をお伝えします。
僕は下記3点を満たす働き方こそ、ゆるく働くことだと考えています。
- 業務量が適切なこと
- 価値観に合う仕事ができること
- 仕事内容自体が嫌いではないこと
仕事量があまりに多く、たとえば週80時間働いているようなら、ゆるく働くからかけ離れている状態です。
あるいは、たとえ週20時間勤務でも、勤務時間中はいやいや働いているのなら、ゆるい働き方とは言えませんよね。あるいは正社員を卒業して責任が減ったところで、毎日将来の不安に悩まされていれば、また別の問題にぶち当たるだけです。
一方ほどほどに忙しくても、帰宅後にそれほど疲れていなければ趣味や自己投資に励めますし、楽しく働けているのなら心理的にも楽なはず。
その違いはずばり、価値観に合っているかどうかだと、経験から学んだんですね。
ゆるく働ける仕事の例
すべてのケースで当てはまるものではありませんが、ゆるく働ける仕事を一例として紹介します。具体的には、下記のとおり。
- WebライターやプログラマーなどのIT系の職種
- 工場ラインでの仕事
- 農業や林業、植物園など自然と関わる仕事
- 図書館司書
上記の仕事は電話対応なども少なく、他人に業務ペースを乱されにくい職種です。その分自分のペースで、ゆるく働きやすいでしょう。
とくにIT系の職種にはテキスト文化が根づいているため、業務のやり取りも口頭ではなくチャットで進める傾向にあります。話すよりも書くのが好きな方は、ぜひ検討してくださいね。
【経験談】働く時間が同じでも、疲労度合いがまるで違う
僕は今までに、2社で働いてきました。
- 独立行政法人で医療事務やディレクション業務
- ホワイトベンチャーでWebライターや編集業務
ホワイト企業で残業がなかったことは言わずもがなですが、総合職の前者でも幸い残業の少ない部署に配属されました。平均10時間程度、どれだけ多くても月20時間程度の残業で済んでおり、ほぼ毎日定時に帰っていました。
それでも仕事終わりの疲労感や、土曜日夕方から月曜朝にかけての憂鬱感ったら半端ではなかったんです。
帰宅後にやることといえば、泥のようにゴロゴロしたり、お菓子を食べながらテレビやYouTubeを観たり。
というか、それ以外のことは全くやる気にならなかったんです。
そんな僕が、こうしてブログを書いていられるのは、労働時間うんぬんではなく価値観に沿った仕事ができているからに他なりません。
ゆるく働く3つのメリット
ここではさらに深堀りして、ゆるく働けるようになったことでどんなにいいことがあったのか、ゆるく働くメリットを解説していきます。
具体的には下記のとおり。
- 心の余裕が生まれて、新しいことに挑戦できる
- 月曜日がそれほどツラくない
- 人間関係にまで好影響が及んだ
一つずつ、くわしく解説していきますね!
心の余裕が生まれて、新しいことに挑戦できる
先ほども少し触れたように、ゆるく働けるようになってからというもの、新しいことに挑戦できるエネルギーが生まれました。
当ブログ内向型マガジンの他にも、アニメや漫画に関する趣味ブログやそのほか特化ブログを運営したり、TwitterやYouTubeなどのSNSで発信を行ったり、働く繊細さん向けのコミュニティを運営したりと、さまざまな活動を行っています。
副業関連以外にも、週に2回程度筋トレ、自己投資や趣味のための読書、大好きなアニメ鑑賞など、プライベートも充実しているんですね。
これはまさに、仕事からのダメージが減ったことで他のことに取り組めるだけのエネルギーを確保できたから。
逆に家に帰ってから何もしたくないと思うなら、仕事から受ける刺激が強すぎる証拠です。
月曜日がそれほどツラくない
そして日曜から月曜朝にかけて、地獄の憂鬱感と戦うことも少なくなりました。
前職では日曜どころか、土曜の夕方頃から次第に嫌な気持ちになっていたものの、今は日曜の寝るまで、なんなら月曜の朝からブログを書くくらいは元気に過ごしています。
もちろん今でも「会社行きたくないなぁ」とかも思ったりしますが、その頻度と度合いが大違い。
週1日半の憂鬱な時間が、普通もしくは楽しいに変わるわけですから、より充実した人生に近づいた実感がありますね。
人間関係にまで好影響が及んだ
これは意外かもしれませんが、ゆるく働けるようになったことで人間関係にまでいい影響が及びました。
前職では同期の彼女がおり、部署も同じだったため同じ部屋で働いていたんです。
二人とも定時に帰れる時は一緒に帰っていたのですが、これがまた険悪なときもあって。
彼女も仕事が嫌いなタイプだったので、どちらかになにか嫌なことがあると上の空で、お世辞にも楽しい時間とは言えませんでした。
しかし僕が転職し、心の余裕が生まれたことで、しっかりと相手に向き合えるので、昔よりはるかに楽しい時間を過ごせています。
ゆるく働くための3ステップ
ではいよいよ、ゆるく働くためにはどうすれば良いのか、その具体的なステップについて解説していきます。
- ステップ1:まずは自分を知る
- ステップ2:苦じゃない仕事を本業にする
- ステップ3:やりたいことは趣味や副業で叶える
決して簡単な方法ではありませんし、一朝一夕に変わることもありませんが、取り組む価値はあると思います。
頑張っていきましょう!
ステップ1:まずは自分を知る
まずはなによりも、自分のことを知ることから始まります。
僕らは「自分のことは自分がよくわかっている」と思いがちですが、実際には15%程度しか自分を理解していない、と結論づけた調査もあるほど、自分のことを知らないんです。
- どんな価値観があるのか
- どんな強みや弱みがあるのか
- 何に興味や情熱を持っているのか
これらを理解するには、しっかりと自分と向き合う時間を確保し、内面を掘り下げることが重要になります。
繰り返しになりますが、ゆるく働くとは、自分の価値観に沿って働くこと。下記の記事を参考にしながら、自分の価値観を深く掘り下げる方法を学んでみてください。
無料で利用できるワークシートなども用意しておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
ステップ2:苦じゃない仕事を本業にする
自分を知ることで、次第に「今の仕事は自分に合っていないのかもな」と気づいていくはず。そこで続いては、実際に自分に合った環境を整えていきます。
具体的には、今の仕事や過去に経験した仕事を因数分解してみましょう。たとえばプレゼンの資料仕事なら、下記のようなイメージです。
- ネットや文書でのデータ収集
- 同僚への聞き取り調査
- 構成
- 文章を書く
- デザインの整理
- より伝わりやすくするための修正
もしもプレゼン資料の作成自体が苦手でも、データ収集の時間は楽しく働けているかもしれません。あるいはデザインを考えている時間は、充実した時間を過ごしていることもあるでしょう。
その「この作業は嫌じゃないな」という感覚にフォーカスし、仕事を選んでいきます。
僕も医療事務の仕事から、文章を書くことは嫌いじゃないと思ったので、ブログを始めてWebライターに転職しました。
仕事に興味がない?やる気もない?そのまま働くとまずいかもでくわしく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
ステップ3:やりたいことは趣味や副業で叶える
そして最後のステップ。本業から受けるダメージが減ったのなら、余ったエネルギーで好きなことに取り組みましょう。
好きなことで働いていくための、下地づくりが目的です。
どれだけホワイト企業でもあくまでも会社ですから、本業では自分の好きなように仕事ができません。良くないものをおすすめしないといけないことだってあるし、会社の方針次第で今までの作業が無駄になることもあります。
一方で趣味や副業は、自分の好きなように行えます。誰に指図されるわけでもなく、方針もすべて自分で決められるんです。
僕はこの自由度がたまらなく好きなので、ブログにどハマリしているところもあります。
できればそれを何らかのプラットフォームで発信していきましょう。Twitterでもインスタでも、YouTubeでも音声メディアでも、あなたが続けやすいものでOKです。
何らかのアウトプットをすることで、それが誰かの目にとまる可能性が生まれます。そこから仕事を受けることだって、夢ではありません。
ゆるく働きたいなら、正社員からパートなど、雇用形態のみ変えるのはおすすめしない
最後に、ゆるく働くうえでおさえておくべき注意点を解説します。それはズバリ、雇用形態のみを変えるのはおすすめしない、ということ。
冒頭でもお伝えしたとおり、僕も正社員の責任が嫌で、非常勤に憧れていたこともあります。
でもたとえ雇用形態が変わったところで、結局それは労働時間が減っただけで、価値観に沿った仕事ができているわけではありません。
前職の雇用形態だけ変わったことを想像しても、仕事が嫌なことには変わりありませんし、心穏やかに働けることは1ミリたりとも考えられません。
もちろん労働時間が減ることで、少しは心の余裕が生まれるはず。ただその影響は、微々たるもの。
雇用形態を変えるにしても、自分を知り、嫌じゃない仕事を見つけてから、その業務を経験できる会社に転職するなど、仕事内容もあわせて変えるようにしましょう。
ゆるく働きたいなら、まずは自己分析から!
ゆるく働くとは、自分の価値観に沿って働くこと。心の余裕が生まれたり、仕事前の憂鬱感が減ったりと、良いことばかりです。
ゆるく働くためには、下記の3ステップを踏みましょう。
- まずは自分を知る
- 苦じゃない仕事を本業にする
- やりたいことは趣味や副業で叶える
「自分を知ると言われても、なにから始めれば良いのかな…」と思ったかもしれません。僕も就活のとき、自己分析のやり方がわからずに、なんとなくで就職先を選びました。(その選択が1年間の休職という悪夢につながったわけですが…)
しかし休職をきっかけに自己分析の方法を学び、今や自分らしく、ゆるく働けるようになりました。
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