こんにちは、ばちといいます。
仕事がつらすぎて会社員辞めたい…。
でも、独立や起業なんてハードル高いし…。
こんなとき何から始めればいいのかな?
そんなあなたがまずやるべきことは、生活コストを下げること。
いろんなWebサイトや、インフルエンサーたちは「今すぐ会社を辞めよう!」「フリーランス最高!」と発信していますよね。
でも、何のスキルもないまま会社員を辞めるのはとても危険です。
会社員の苦痛から解放されたとしても、別の問題に苦しむだけ。
なのでこの記事では、会社員を辞める下地の作り方をお伝えします。
僕は現在、サラリーマンWebライターとして働いています。
が、前職の医療事務では、毎日のように会社員辞めたいと悩んでいました。
なので、仕事を辞めることについて本気で考えました。
そんな経験から得られた、解像度の高い情報をお伝えします。
決して難しいことではなく、しっかり取り組めば誰でも実現できる内容なので、ぜひ参考にしてくださいね!
サラリーマンを辞めたいと感じる3つの理由
現代では、多くの人が会社を辞めたいと思っています。
ベースメントアップス株式会社が行った調査によると、74%の社会人が「何度も辞めたいと思っている」「たまに辞めたいと思っている」と回答したことがわかりました。
この記事を読んでいるあなたも、仕事に悩みを抱えているはず。
まずは、なぜサラリーマンを辞めたいと感じてしまうのか、その理由を整理してみましょう。
その①:人間関係がつらい
会社員として働く際、厄介なのが人間関係。
組織で働く以上、どうしても合わない相手と仕事しなければならないシーンもあります。
とはいえ、個人的な好みを理由に仕事を放棄することもできないですよね。
苦手な人と毎日毎日顔をあわせ、仕事をしなければいけないことは、サラリーマンを辞めたいと思う大きな原因の一つです。
僕もムダ話ばかりして仕事の邪魔ばかりしてくる先輩や、無能で有名すぎる上司との関係に苦労しました。
その②:仕事にやりがいを感じられない
あなたは、仕事にやりがいを求めていますか?
1日8時間、1日の1/3を働くわけですから、どうせなら充実した時間を過ごしたいと思いますよね。
しかし、それがなかなか難しい。
- 上司の機嫌一つで仕事内容が変わる
- 大きな組織の歯車の一つに過ぎないと感じる
- なんの意味もない書類や資料の作成ばかりの毎日
本音としては、仕事を通して生きがいを感じたい、やりたいことをして働きたい。
しかし、上記のように、現実と理想とのギャップに嫌気がさしてしまうのです。
その③:性格が会社勤めに向いていない
誰とでも仲良くできてコミュ力バツグン。
上司からの指示にはすぐに返答して、臨機応変にすばやく動く。
あなたの会社でも、こんな感じの人が評価されてませんか?
多くの会社では、こういった外向的な人が暗黙のうちに良しとされます。
なので、あなたがもし内向的な性格であれば、そもそも会社勤めに向いていないのかもしれません。
しかし、人間の1/4は内向的な性格の持ち主。
かくいう僕も、思いっきり内向型です。
なので、会社に求められることと、自分の個性があっておらず、どんどん仕事が辛くなるわけですね。
くわしくは、内向的な人が生きづらい原因。結論、それは社会からの疎外感にまとめています。
サラリーマンを辞める5つのリスク
「辞めたいとは思いつつ、なかなか踏み出せない…」
あなたの周りの人も、もしかしたらあなた自身も、こういった状況にあるかもしれません。
それは、下記のリスクを無意識に感じているからでしょう。
今一度、会社員をやめるリスクについておさらいしておきましょう。
その①:今の生活水準をキープできない
サラリーマンをやめれば、ぜいたくな暮らしはできなくなります。
なぜなら、安定的な収入を失うから。
- 立地がよく、広めの家に暮らす
- 車を所有する
- 自炊はせずに外食ばかり
これらの生活を続ければ、まちがいなくお金が足りなくなるでしょう。
サラリーマンを辞めたあとは、どうしても生活水準を下げなくてはいけません。
その②:クレジットカードや賃貸の審査が厳しくなる
会社員を辞めたら、あらゆる審査に通りにくくなります。
会社員には、それだけ社会的な信用があるということですね。
なので、新しくクレジットカードを発行したり、引っ越しをしたりすることが難しくなってしまいます。
対策としては、会社員を辞める前にすべて済ませてしまうこと。
会社員の地位を利用して審査をおわらせ、そのあとに会社を辞めればOKです。
その③:健康保険料を全額払う必要がある
給与明細をみてみると、給料から健康保険料や雇用保険料などが引かれていますよね。
これがバカにならない金額で絶望しますが、実は会社が半分払ってくれていることをご存知でしょうか?
たとえば、健康保険料としてあなたの給料から5万円が引かれているとすると、会社もあなたの健康保険料として5万円を支払っています。
つまり、もっと多く支払うべきところを、会社が一部負担してくれているわけです。
しかし、当然会社を辞めれば会社は払ってくれません。
とはいえ健康保険料は収入などによって決まるので、シンプルに2倍支払わなくてはいけない、というわけではありません。
ただ、会社を辞めれば保険料の負担が増えることはしっかり押さえておきましょう!
その④:周囲からの印象が悪くなる
あなたが再就職しようと思ったとき、転職活動の難易度が上がることもあります。
なぜなら、履歴書のブランクをネガティブに捉えられるからです。
現代では「働いていない期間」を過度に悪いものとする価値観があります。
なので、面接でまちがいなく聞かれるはず。
逆にいえば、納得できる答えを用意できれば、問題なしです。
あとは、世間体も悪くなりますね。
親や友人、同僚から「あいつは働いていない」と、批判的な目で見られることもあるでしょう。
ただ、個人的にはこれらの意見は無視でいいと思います。
彼らは「あなた」ではないからです。
本人が辛いのに、他人の人生に口出しするのはナンセンスですよね。
その⑤:将来が不透明になる
会社で働いていれば、数年先の未来はある程度保証されます。
しかし、サラリーマンを辞めれば、自分の身を自分で守ることに。
生活は自由になるものの、来月の生活すら保証されていない状況では大きなストレスを感じることでしょう。
でも仕事辞めたい、もう限界。そんなときは、我慢して働き続けるしかないのか。
僕はそうは思いません。
仕事がつらいなら、辞めたっていいんです。
ただ、仕事を辞める前にやるべきことは終わらせておきましょう。
ここからは、その具体的な方法を解説していきますね!
サラリーマンを辞めたい時は、まず生活コストを下げよう
ずばり、サラリーマンを辞めたいなら、生活費をできるかぎり下げましょう。
生活に必要なお金が少なければ、仕事を減らしても暮らしていけるからです。
アルバイトなり在宅ワークなりで生活できるレベルまで下げてしまえば、生活への悩みも解決できますよね。
なので、ここでは「誰でもできる節約術」をお伝えしていきます。
ちなみに僕はこの方法で、年間70万円の節約に成功しました。
言いかえると、年収が70万円下がっても同じ生活水準で暮らせるということ。
年収アップはなかなか難しいことですが、節約なら誰でもできます。
ぜひ、できそうなことから始めてみてください。
まずは現状把握。何にどれくらいお金を使っているのか知る
あなたは、家計管理していますか?
- 何に対して、どれくらいのお金を使っているのか
- いくら貯金できているのか
毎月の収支を把握できているでしょうか。
なかなかできていないはずです。
なのでまずは、現状を把握することから始めましょう。
これがわからなければ、削れる支出の見極めもできないからです。
家計簿を買って手書きでつけるもよし、アプリを使うもよし。
やり方は自由ですが、あなたに合った方法を選ぶのが大切。
ちなみに僕は、マネーフォワードというアプリを使っています。
クレジットカードと連携すれば、自動で計算してくれるので、入力が面倒な方でも無理なく続けられるところが魅力的。
次に、カンタンに大きく節約できるものから始める
現状を把握したら、支出を削っていきます。
まずは手続き一つで、大きな節約効果を得られるものから始めましょう。
具体的には、下記のとおりです。
- 格安SIMに変える
- サブスクを見直す
- 保険を見直す
- 楽天経済圏へ移行
僕はdocomoからLINEモバイルに変更し、月額5,000円ほど抑えることができました。
変更はスマホだけで完了しますし、手続きも驚くほどカンタンに済みます。
通信速度が遅いこともありますが、普通に使う分には問題ありません。
もっと詳しく知りたい方は、両学長が書かれた「お金の大学」をどうぞ。
「経済的自由」を目指す正しい方法が学べる一冊です。
断舎離してから家賃を抑える
支出をスッキリさせたら、最後に家賃を抑えていきます。
いきなり引っ越すのではなく、断捨離から。
なぜなら、物を持っているだけで家賃がかかるからです。
たとえば、ソファがあるだけで、そのスペース分広い部屋に住まなくてはいけませんよね。
一方、ソファがなければその分狭い部屋でも快適に生活できます。
狭くなるということは、必要な家賃が抑えられるということ。
つまり、物を置いておくだけでも家賃が発生しているわけです。
これを機に「物は存在するだけでコストがかかる」というマインドに変えてみてはいかがでしょうか。
なので、ミニマリスト的な生き方もありですね。
退職して余った時間で、スキルを磨く
支出をできるかぎり抑えたら、満を持して退職しましょう。
失業手当をもらいつつ、アルバイトなどでお金を稼げば、生活するのに問題はないはずです。
しかし、やはり「それでもこんな生活を一生続けられるかわからないよ…結婚だってしたいし。」と思ったかもしれません。
なので、できた時間でスキルを磨いてください。
会社を辞めれば、サラリーマン時代にはなかった時間の余裕が生まれます。
その時間を有効活用しましょう。
- Webライティング
- プログラミング
- 動画編集
- せどり
スキルが身につくものなら何でも構いません。
しっかりとスキルが身につけば、フリーランスとして働くことも、再就職することも、起業だって夢ではありません。
将来の不安には、スキルを身につけることで対処しましょう。
サラリーマンを辞めたいなら、生活コストを下げて本当の安定を
支出をできるかぎり抑え、在宅ワークでお金を稼ぎ、スキルを磨く。
これが正しいサラリーマンの辞め方です。
終身雇用はくずれ、大企業に勤めていても安定とはいえない時代になりました。
これからの安定は、生活費を死ぬまで自力で稼げること。
なので、サラリーマンを辞めてスキルを磨くことは、悪い選択肢ではないでしょう。
働いていると、生きることに精一杯で、本当にやりたいこと目が向きませんよね。
僕も休職していたことがあるので、心の余裕の大切さを身にしみて実感しています。
今、Webライターとして働けているのも、一度立ち止まったからこそ。
人生は長いので、少しくらい休んだって大丈夫。
ゆっくりでいいので、前に進めばそれでOKです。
退職の決意がかたまったとしても、退職を言い出すのって難しいですよね。
なので、【例文あり】退職が切り出せないならガチガチな事前準備で不安対策すべし!という記事を参考に、退職の準備を進めていってください。
それでは。