こんにちは、ばちといいます。
Webライターってきついのかな?
どうやってきついことを乗り越えればいいの?
自分はWebライターに向いているのか知りたい
今回は、Webライターが気になっている内向型、HSPさんに向けた記事です。
結論から言えば、Webライターは内向型、HSPさんに向いている仕事です。
なぜならWebライターの仕事には、僕らが持つ強みをふんだんに活かせるから。
僕はWebマーケティング会社で、正社員として働く本業Webライターです。
前職の医療事務が合わず、体調を崩してしまったこともあります。
今回はそんな僕が、内向型、HSPにWebライターが向いている理由をお話していきます。
また、本業Webライターが感じたきついことやその対処法についても網羅し、あなたがWebライターとしての第一歩を踏み出せるような内容に仕上げました。
この記事を読んで、Webライターとして働いていきたいかどうか、参考にしてみてくださいね。
Webライターのきついことは?内向型HSPが感じた辛いこと
まずはじめに、本業Webライターとして働くうえで、何がきついのかを確認していきましょう。
向いているとは言え、きつい仕事が全くないわけではありません。
事前に何がきついのかを把握しておけば、対策を講じることだって出来ますよね。
入念な事前準備ができることは、僕たちの強みの一つです。
それぞれ僕なりの対策も紹介しますね!
フィードバックがしんどい
働きはじめの頃は特にですが、上司や先輩からの激しいフィードバックが待っています。
当然ですが、はじめから完璧な文章が書けるはずもなく「これうまく書けたな!」と思った記事でも、容赦なく直しが入るんですね。
僕はこれがきつかったです。
渾身のアウトプットが否定されてしまうと、なんだか自分の人格まで否定されているような気がしてしまい…。
もちろん質が悪いものに対して、「ここを直してほしい」「こうすべきだ」とフィードバックするのは、上の立場に立つ人の立派な仕事です。
人格を否定しようなんて意図はないでしょう。
しかし「君の考えは残念ながら間違ってるよ。浅いね。」と言われている気がしてしまい、劣等感に悩まされました。
対策:成長するためのチャンスだと捉え直し、猛勉強
フィードバックの原因は、基本的に「スキル不足」です。
自分の書いた文章の質が低いため、直しが入るわけですね。
そのため、厳しいフィードバックを減らすためには、自分のスキルを磨くことが一番の対策。
具体的にはフィードバックを受けた箇所をメモし、執筆するたびにそのメモを見返すことにしました。
フィードバックに対しては「よし、フィードバックメモをさらに充実させられるぞ」と、前向きに捉え直し、成長のためのチャンスに変えました。
すると次第にフィードバックへの耐性がついていき、フィードバック自体も減ったことを覚えています。
興味のない分野の記事を書く必要がある
またWebライターとしてお仕事をしていく場合、興味のない分野の記事を書くこともあるでしょう。
知識の少ない分野だと、書いていても楽しくないわ時間はかかるわで、きついと感じることもあります。
僕は会社で、パーソナルジムのアフィリエイトサイトを運営しているのですが、入社当時はライザップがパーソナルジムであることも知らないレベルでした。
運動については興味はあるものの、パーソナルジムに対して興味があるわけでもなく、知識もゼロ。
そんな中、5,000字を超える記事を書いていくのは苦行でしたね。
対策:とりあえず学んでみる
たとえ興味がなくても、一度学んでみることをおすすめします。
その理由は2つ。
1つ目は、分からないと余計につまらないから。
上記でお話したように、知識が足りないと記事を書く時間も長くなり、書く時間がそのものが苦行になります。
そして2つ目の理由は、仕事への情熱はかけた努力に比例するから。
2014年にロイファナ大学が行った研究で、過去の努力量が増えるほど、仕事への情熱が増加していた傾向が確認されました。
つまり学べば学ぶほど、その分野への興味が湧いてくるということ。
僕は実際にパーソナルジムに通い、理解を深めるようにしました。
するとパーソナルジムに対する見方が変わり「こう説明したら分かりやすいんじゃないか」「ここであの経験談を入れれば、より通いたいと思ってもらえるのではないか」と、創意工夫するようになりました。
ユーザーから直接感謝されることが少ない
自分の書いた記事を読んでくれた人から、直接お礼を言われることがないのも、個人的に辛いと感じたことの一つです。
たとえばあなたが調べ物をして、あるサイトを読んだとしましょう。
もしあなたが抱える疑問がスッキリ解消されたとして、そのサイトに感謝のメッセージを送るでしょうか?
きっと送らないんじゃないかなと思います。
個人ブログではなく、企業が運営するサイトであればなおさらですよね。
このように自分の記事を読んだ人の顔が見えず、そもそも誰かの役に立てているのかを認識しづらいんですね。
対策:徹底的に読者の顔をイメージする
付け焼き刃ではありますが、実際に読む人を具体的にイメージするのが良い対策になります。
年齢や性別、仕事、一日の過ごし方など、細かく設定された架空のユーザー像を、マーケティングでは「ペルソナ」といいますが、その読者に対して記事を書くイメージですね。
ペルソナをイメージするのが難しければ、書いた記事を友人や家族に読んでもらうのもおすすめですよ。
僕の場合、ジムを探している友人にサイトを見せると「なにこれめっちゃ便利じゃん!」と言ってもらえました。
それまで誰の役に立っているのかあまりイメージできませんでしたが、実際に誰かの悩みを解決できているんだと思えましたよ!
Webライターはきつい?いや、内向型・HSPにおすすめの仕事
Webライターは、もちろん楽なお仕事ではありません。
上記で解説したように、きついと感じることは沢山あります。
ただ他の仕事と比べると、内向型やHSPの持つ強みを活かしやすいお仕事なんですね。
そこでここでは、Webライターとして働くメリットについて見ていきましょう。
結論、下記の5つです。
- 【集中力】一人で黙々と作業できる
- 【共感力】読者の気持ちを考えられる
- 【発想力】独自の切り口で記事が書ける
- 【分析力】記事の改善方法を分析できる
- 【専門性】独立やテレワークも可能なスキルが身につく
一つずつ、くわしく解説していきます!
【集中力】一人で黙々と作業できる
内向型やHSPの一番の武器は、やはり「集中力」。
誰にも邪魔されない環境を与えられると、深く作業に集中できます。
Webライターは、基本的に一人で黙々と記事を作成する仕事です。
そのため他人とのやり取りも比較的少なく、急に話しかけられてせっかくの集中力が途切れてしまうことも多くありません。
僕が働いている会社では、テキスト文化が浸透しているので、やり取りは基本チャットで完結します。
そのため、聞こえるのはパソコンのキーボードを叩く音と、ラジオ番組の音声のみ。
もちろん文化は企業によって様々なので、活発にコミュニケーションを取る場合もあるでしょう。
しかし、メインの業務は「記事の執筆」であるため、一人で作業できる時間は他の職種よりも比較的長いと言えます。
【共感力】読者の気持ちを考えられる
内向型屋HSPには、他人の感情を敏感に察知する、という特徴があります。
この能力も、Webライターの仕事に活かすことが可能なんですね。
ライティングにおいては前述の「ペルソナ」と呼ばれる想定読者を決め、そのペルソナに向けて記事を書くのがセオリーです。
しかし外向的な人や鈍感な人は、他人の気持ちを想像することが得意ではないため、これがなかなか苦労するんですね。
誰かの気持ちになりきって、何が知りたいか考えることは容易ではありません。
人間は自分が正しいと思ったことしか信じようとしない、という「確証バイアス」を持つためです。
そこで他人の気持ちになりきれれば、誰かの心に刺さる、良い文章が書けるのです。
【発想力】独自の切り口で記事が書ける
Webライティングにおいては、記事の「独自性」が重要な要素です。
その理由を、読者の立場になって考えてみましょう。
例えば「文章 書き方」と調べた時に、上位10サイトがすべて同じような内容だったらどうでしょうか?
そこに求める答えが載っていなければ、悩みを解決することが出来ませんよね。
最悪の場合「役に立たないからもうGoogleなんて使わないわ」となってしまいかねません。
それではGoogleは困るので、他の記事には書かれていない情報が載っている記事を評価するわけですね。
実際Googleアドセンスの審査において「独自性」は重要な要素であると、GoogleのWebサイトに記載があります。
独自の発想力を持つ僕らは、他にはない切り口で記事が書きやすく、Googleに評価される記事を書けるという強みがあります。(ちなみにこの記事も、上位記事とは少し違った切り口で書いています。)
【分析力】記事の改善方法を分析できる
副業Webライターだとない場合がほとんどですが、正社員の場合、まず間違いなく「リライト業務」が必要になります。
リライトとは、一度書いた記事を書き直したり文章を追加、修正したりして、記事の質を改善する作業のこと。
基本的に1発で上位表示できるような記事を書くのは、かなり難しい作業です。それは長年経験を積んだライターでも同じこと。
Googleアナリティクスやサーチコンソールなどのツールを使いながら、順位を上げるために足りない要素はなにか、順位が上がらない原因はなにかを分析しなければなりません。
正解のない業務ですので、自分なりに仮設を立て実行に移す、試行錯誤が重要になるんですね。
そこで僕らの「分析力」が活きてきます。
内向型やHSPには、物事を深く掘り下げて考える傾向があるため、こういった分析業務が向いている特徴を持つんです。
【専門性】独立やテレワークも可能なスキルが身につく
僕らは、何事も「広く浅く」ではなく「狭く深く」が適しています。
仕事について言えば、何でもこなすゼネラリストではなく、特定の分野のスペシャリストになるのが目指すべき戦略なんですね。
Webライターの業務をこなすことで、下記のような専門スキルが身についていきます。
- ライティングスキル
- SEOの知識
- Webマーケティングスキル
- セールスライティング
- コピーライティング
- HTMLやCSSの知識
ざっとあげてみましたが、これだけのスキルを駆使する仕事なんです。
しかも、これらはパソコン1台あれば発揮できるスキルばかり。
テレワークを導入している会社なら、自宅で一人で黙々と作業できるわけです。
さらにスキルを磨いていけば、独立だって夢ではありません。
会社に縛られず、自由に生きるためのスキルを身につけられる。そんな夢のある仕事なんですね。
Webライターは内向型におすすめ!きついけど他の仕事よりは全然いい
以上、Webライターは内向型やHSPなどの敏感な気質を持つ方におすすめの仕事ですよ、というお話をしました。
理由は下記の強みを活かせる仕事だから。
- 集中力
- 共感力
- 発想力
- 分析力
- 専門性
決して楽な仕事ではありませんが、僕は前職に比べると格段に働きやすくなりました。
とはいえ「未経験からいきなりWebライターに転職するなんて無理なのでは?」と思ったかもしれません。
その気持ちは分かります。転職する前の僕も同じことを思っていました。
そうなんです、実は僕も全くの未経験からWebライターに転職したんです。
本業での経験はもちろん、副業禁止の会社だったので、クラウドワークスなどのマッチングサイトでも受けたことのない経験ゼロの状態でした。
そんな僕でも、未経験からWebライターへ転職できたのです。あなたも正しい手順を踏めば、決して不可能なことではありませんよ。
僕が運営するゆるクエでは、僕が実務レベルで使っている文章ノウハウをメンバー限定で公開しています。プロのライターによる無料のライティング指導も行っていますから、ライター未経験の方こそ、ゆるクエでライティング経験を積んでいきましょう。
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