こんにちは、内向型自己分析オタクのばちといいます。
ミイダスのコンピテンシー診断では何がわかるの?
自己分析に使えるって聞いたけど、転職活動に役立つのか知りたい!
実際にやってみた人の感想が聞きたいな!
今回はこんな疑問を解消するべく、ミイダスのコンピテンシー診断を体験してみました!
自分を知る方法や自己分析の大切さ、質問を徹底解説した記事でもお伝えしたように、自分を知ることはとても重要です。
よいキャリアを選びやすくなったり仕事の成果を上げやすくなったり、たくさんのメリットがあるんです。
コンピテンシー診断は、17の職種への適正や41の仕事上の特性を無料で診断してくれるサービスなんです。
かなり細かく分析してくれるため、向いている仕事がわからないと悩む方にとって、やって損はないサービスだと感じました。

そこで今回は、自称自己分析オタクの僕が、コンピテンシー診断についていい面悪い面から徹底的に語ります!
ミイダスのコンピテンシー診断とは?


コンピテンシー診断とは、ミイダス株式会社が運営する転職サービス「ミイダス」のサービスの一つ。
コンピテンシーを無料で診断してくれるサービスのことです。
コンピテンシーってなんやねん
と思った方のために、まずはコンピテンシーの定義について確認しておきましょう。
コトバンクでは、コンピテンシーを下記のように定義しています。
一定の職務や作業において、絶えず安定的に期待される業績をあげている人材に共通して観察される行動特性。
コトバンクより引用



これだけ見るとよくわかりませんよね…。
要するにコンピテンシーとは、「仕事ができる人に共通する特性のこと」です!
ミイダスのコンピテンシー診断では、41のコンピテンシーをそれぞれ10段階で評価してくれるため、あなたはどんな仕事が向いているのか、逆にどんなことが向いていないのかを判断するヒントを得られるわけですね。
ではコンピテンシー診断では、どんな行動特性を診断してくれるのでしょうか?
コンピテンシー診断でわかる5つの要素
コンピテンシー診断では、大きく分けて5つのカテゴリのコンピテンシーを診断してくれます。
- マネジメント資質…マネジメントの適正はあるか
- パーソナリティ…仕事上の行動特性
- 職務適正…職種への適正
- 上下関係適正…上司と部下の関係ではどのように振る舞うか
- ストレス要因…どんな状況でストレスを感じるのか
これらの5項目をさらに細かく分解して、41のコンピテンシーと17の大職種、147の小職種への適正の診断まで行ってくれます。
PDFで一覧表示もできるので、すごく便利ですよ!
これらの項目を詳細に分析してくれるため、「交渉のシチェーションで負担を感じるのか。じゃあ営業の仕事は避けたほうが良いな」「意外と金融専門職に向いているんだ。金融業界への転職も視野に入れて、情報を集めてみよう」のような感じで、新たな発見があります。
ミイダスのコンピテンシー診断やってみた!気になる診断結果は?
自称自己分析オタクの僕。
もともとミイダス
しかしSNSで評判を見ると、どうやらミイダスはすごそうだとわかってきました。



フリーランスとなり、それなりに時間に余裕が生まれたので、この度チャレンジすることにしました。
かかった時間や診断結果もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください!
ミイダス登録から質問回答まで31分かかった
過去の僕と同じように「気にはなるけど登録とか面倒だなぁ。何分くらいかかるのかわかんないし…」と尻込みしている方のために、登録から回答まで、時間を測ってみました!じゃん!


- ミイダスの登録…17分
- コンピテンシー診断の回答…14分
- 合計…31分22秒
1時間くらいかかるんじゃないかと思っていたので、予想より早く終わりました。



しかもこの記事を書くために、スクショ撮ったりメモしたりしながらやったので、普通にやれば5分くらい早く終わるはずです!
25分くらいなら、仕事のお昼休憩の間とか、帰宅した後にゴロゴロしながらとか、少しだけまとまった時間が取れれば取り組める時間ですね。
診断結果をPDFに出力してみた
31分の格闘を終え、ついに診断結果が出ました。
スマホからはできないようですが、診断結果をパソコンからPDFに出力もできるため、結果を一覧で眺められるのもありがたいポイント。
僕の診断結果はこんな感じです。


全部触れていくとキリがありませんので、特筆するべきところをざっと挙げると
- 人と競争することなく、自分のペースで仕事を進めたい
- 一人で黙々と作業を進めたい
- 計画を立ててから物事を進めたい
- 事務職に向いていて、営業職に向いていない
- プレッシャーや時間制限がある環境で働くのがつらい
- 上司に干渉されることを好まない
- 部下に対しては仕事のスケジュールを細かく設定する



さて、これらのコンピテンシー、当たっているのかい?当たっていないのかい?どっちなんだい!?
ところどころ疑問を感じるところもあったが、概ね当たっている
結論として、ところどころ疑問を感じますが、大枠としては当たっているかなという印象でした。
前項で挙げた項目のうち、「部下に対して仕事の仕方をチェックする」については、自分が干渉されるのが嫌なタイプなので、「そんなことするかなぁ」と疑問に思いました。
とはいえ部下を持ったことがないので、実際にどうかはわかりませんが。笑
それ以外の項目はほぼほぼ当たっており、自分のペースで黙々と作業を進めるのが好きですし、医療事務のプレッシャーがものすごくきつかったですし、内向的なので営業は絶対に向いていません。



印象としては数字が振り切っているものは当たっていて、4〜6など中間の値を示している項目はそれほどというイメージです。
とはいえ「自分のことは自分がよくわかっている」と思っても、実際自分のことはよくわかっていないもの。
疑問を感じるところは、今まで気づけなかった新しい一面として受け入れると、より自己理解が深まりますね。
やってみてわかった、ミイダスのコンピテンシー診断のメリットデメリット


それではここで、改めてコンピテンシーを実際にやってみてわかったメリットデメリットをまとめておきます。
- メリット1:41のコンピテンシーを10段階で診断してくれる
- メリット2:具体的な職種もおすすめしてくれる
- デメリット1:やり直しはできない
- デメリット2:見られる求人が限定的



それでは一つずつ、くわしくお話していきますね!
41のコンピテンシーを10段階で診断してくれる


まずお話しておかなくてはいけないのは、サービスのクオリティの高さですね。
202問の質問に答えていくだけで、41の行動特性を1〜10の10段階で評価してくれるため、自分の特徴や向き不向きがよく分かります。
リクナビNEXTの提供しているグッドポイント診断は、診断の精度はより高く感じましたが、強みを5つピックアップしてくれるだけでしたが、コンピテンシー診断はより細かく、詳細に分析してくれます。



しかもこれが無料で利用できるので、金銭的な負担もありません。
正直利用しない理由はないと思うレベルのサービスです!
具体的な職種もおすすめしてくれる


【無料】グッドポイント診断やってみた!「当たらない」の真相は?という記事でもお話したように、グッドポイント診断では強みがわかるだけで具体的な職種はわからないところが難点でした。
しかしコンピテンシー診断は、そんな僕の気持ちを察してくれたかのように、「ばちさんには事務職が向いていますよ!」「一方で営業のお仕事は向いていないかもしれません…。」と教えてくれたんです。
金融専門職が向いているという新しい発見もあり、キャリアの幅が広がりましたね。



現職である「Webマーケティング」関連は、「6」とまずまずの適正でした。
なんにせよかゆいところに手が届く、ありがたいサービスです!
やり直しはできない
コンピテンシー診断は、1回しか受けられないので注意しましょう。
「コンピテンシー診断」をタップしても1回目の結果が表示されるだけで、新しく診断することはできないのが現状のようです。
僕らは考え方も行動もどんどん変わっていくものなので、1回目の診断から1年2年経てば診断結果も変わっていることでしょう。
そんな時に改めて診断し直そうとしても、残念ながらできないのです。



どうしてもやり直したい場合は、異なるアドレスでアカウントを作り直すほかありません。
見られる求人が限定的
ミイダスでは面接確約オファーをウリにしているため、会社側からオファーされる形式を採用しています。
逆に言うと、オファーが来た求人しか眺められません。
求職者の側が主体的に求人を探すのではなく、あくまでも受動的なものになることは覚えておきましょう。



ただ、オファーされた会社との「フィット率」なんかも算出してくれているため、希望に合う求人は探しやすいなと感じました!
ミイダスのコンピテンシー診断の口コミ評判


ここまで読んで、「でもそれってあなたの感想ですよね?」と思ったかもしれません。
なのでここでは、コンピテンシー診断を利用者の評判をまとめておきます。



いろいろな意見を載せておりますので、ぜひ参考にしてくださいね!
ミイダスのコンピテンシー診断やってみた。ストレスに感じやすいやつめちゃあたってる😇
— ハタケ🐕UiPath Japan MVP2021🚀元金融系SE(ITコンサル) (@RPA_AI_it) July 9, 2021
急に複数いきなり契約手続きとか発生するのがかなりストレスだった😇 いつも余力ある状態で仕事できてなかったのも要因ではあったかも pic.twitter.com/Qnz8tdxKiQ
ミイダスのコンピテンシー診断。
— 旭 (@5036ASH) March 13, 2022
診断系いつも対人(乂’ω’)って出てくる…ので、次は人と関わらない仕事を…探して…るけど…うーむ pic.twitter.com/G7cICVu65g
ミイダスのコンピテンシー診断受けてみました
— ムキムキ英語コーチMasato (@MarkEnglishBlog) August 16, 2021
自分がストレスを感じる状況
公務員が全く向いてなかったことが改めて分かりました
でも、これらの条件をストレスに感じない人っているのかな
自分はまだ、あんまり出会ったことない気がする#ミイダス
無料でここまでやってくれるのありがたい😊 pic.twitter.com/RPqVzmS4DQ
ミイダスで自分の想定オファー年収調べたら744万円っていうあまりにも胡散臭い数字が出てきた
— わふ🐷 (@wafu_pork_steak) June 28, 2018
ど深夜にノリでミイダスに登録してコンピテンシー診断受けたらとても金融と営業に向いていないことがわかった。事務は…自分では向いてる気しないんだけどな(笑)#転職活動 #転職したい pic.twitter.com/DwdEH5mctU
— 鞍馬蘭子 (@unbalance_orkid) August 8, 2020
#コンピテンシー診断 やってみたら現職は向いてないということに…
— 🎳きょーすけ🎳 (@spliter_kyosuke) September 20, 2020
転職決まってよかた
ミイダスってアプリです。 pic.twitter.com/TWCEaBa5Tt
ミイダスのコンピテンシー診断、結果内容が秀逸すぎて、みんなやるべきだと思った。アンケートに答えて、仕事の適正を診断するっていうよくあるサービスなんだけど、資質のカテゴリ分けが独自で、なるほどなぁ。って感じ。この上司部下のタイプ別マトリクスとか、眺めてニヤけてまう😇 pic.twitter.com/4G5251D76A
— ゆう@意識ゆるい系外資 (@yumenbiz) May 30, 2020
この他にもいろいろな意見がありましたが、傾向としては下記のようなイメージです。
- コンピテンシー診断の結果が当たりすぎている
- 今の仕事が合っていないことが分かり、転職のきっかけになった
- 年収診断の値が的外れ
- オファーの質がよくない



求人の質に不満の声は目立ったものの、コンピテンシー診断へのネガティブな意見は、今回調査した限りでは見当たりませんでした。
利用者は概ね満足している傾向があるようですね!
【簡単】ミイダスのコンピテンシー診断の手順


では最後に、コンピテンシー診断のやり方を、画像を用いて紹介していきます。



登録から診断まで、急げば25分程度で終わりますので、タイムアタックに挑む気持ちでチャレンジしてみてください!
ミイダスに登録する
まずはミイダスに登録しましょう。



僕は会員登録に17分かかりました。
ぜひ15分を目指してみてください!
まずは下記URLから、ミイダス公式サイトへジャンプしましょう。
すると下記画面へジャンプしますので、「無料ユーザー登録」をタップ。




上記のように、必要項目を回答する画面に切り替わりますので、手順に沿って回答していきましょう。
回答が必要な項目は、下記のとおりです。
- プロフィール…性別、生年月日、第一言語、道府県、最終学歴出身大学、学部、卒業年
- 職務経験…6ヶ月以上の離職経験、経験社数、在籍状況、直近の企業の入社、退職年月、企業名、事業名、従業員数、雇用形態、役職、年収
- 実務経験…スキル、職種、BtoC、案件、実績、経験のあるデバイス、経験業務、新規プロジェクトの立ち上げ、経験のあるツール、外注管理、マネジメント経験
- 資格…英語力、Excel、免許、保有資格



これだけあると面倒に感じるかもしれませんが、画像のようにほとんどが択一式なので、ポチポチタップしていくだけですので、意外と簡単ですよ!


回答が終わると上記の画面に切り替わります。
市場価値が表示されますがそれほど精度は高くない印象ですので、こちらはあくまでもおまけ程度に考えるのがおすすめです。
かる〜くチェックして、「ミイダスに登録する」をタップしましょう。
メールアドレス、またはFacebookアカウントでの登録が可能です。


- 情報を公開したくない企業の設定
- 転職を急いでいるかどうか
- 希望勤務地、希望年収、希望職種
- 自信のあるスキル
- ミイダスからの連絡を希望するかどうか
これらに回答すれば、無事会員登録完了です。
お疲れさまでした。



ミイダス担当者からのメールや電話が煩わしい方は、きちんと「今は希望しない」にチェックすることをお忘れなく!
僕もめんどいので、希望しないを選びました。


コンピテンシー診断の質問に答える
会員登録が完了したら、さっそくコンピテンシー診断を受験しましょう。



僕がかかったのは14分。
目指せ10分!


左上のタブをタップし、「診断を受ける・結果確認」をタップ。


上記画面に切り替わりますので「コンピテンシー診断」をタップしてください。
- 第1部…30問
- 第2部…132問
- 第3部…40問
合計202問の質問に答えていきましょう。



「202問って多すぎない?」と思ったかもしれませんが、こちらも下記画像のように択一式ですので、サクサク進められますよ!


【Q&A】ミイダスのコンピテンシー診断にまつわるよくある質問
最後に僕がコンピテンシー診断を利用する前に疑問に思っていたことに、Q&A形式でお答えします。
Q.やり直しはできないの?



残念ながらコンピテンシー診断を受験できるのは1度きりです。
どうしても受けたい場合はアカウントを作り直しましょう!
Q.個人情報はどこまで入力しないといけない?



性別、生年月日の入力は必須ですが、名前や住所など、クリティカルな個人情報の入力は任意です。
抵抗がある場合は、入力しなくても問題ありません。
Q.メールは結構来る?



「ミイダス担当者からのメールを希望しない」に設定していれば、それほど来ません。
だいたい1日1通くらいですかね。
Q.退会方法は?



下記の4ステップで退会完了です。
- 左上のタブをタップしてメニューを開き、下のほうにある「FAQ・お問い合わせ」をタップ
- 「FAQ」をタップし、下までスクロール
- 「退会したい」をタップし、記載されているリンクをクリック
- アンケートに回答し、退会完了
ミイダスのコンピテンシー診断は、一度やる価値のあるサービスだとわかった
- 今の仕事が自分に合っていない気がする
- 自分の自己アピールポイントがわからない
- 自分についてもっと深く知りたい
41のコンピテンシーを10段階で評価してくれるなど、充実のサービスを無料で受けられるため、上記に該当する方は、ぜひ一度コンピテンシー診断を利用してみてください。
気になる方はまずは一度、ミイダス公式サイトで詳細をチェックしてみることをおすすめします。