こんにちは、内向型Webライターばちといいます。
ホワイト企業に務めているのに、ストレスを感じてつらい…
これって甘えなのかな?
つらいときの対処法が知りたいな!
今回はこんな、ホワイト企業に勤務しているのに、なぜかストレスを感じている方へ向けた記事です。
何を隠そう、僕はホワイト企業に勤務していたものの、どことなーくストレスを感じていました。
そして2022年4月に会社を退職し、現在はフリーランスに挑戦しているところです。
そんな僕がホワイト企業でストレスを感じていた理由は、価値観と気質に合っていなかったから。
そのような前提のもと、内向型HSPの僕がホワイト企業なのにストレスを感じる理由についてお話します。
記事の後半ではつらいときの対処法も紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
ホワイト企業なのにストレスを感じるのは甘えでもなんでもない
「ホワイト企業」とは一口に言っても、その定義はさまざま。
残業がないこと、福利厚生が充実していること、人間関係が良好であることなど、人によって何がホワイトで何がブラックかは変わります。
なのでここでのホワイト企業は、「あなたがホワイトだと思う企業」と定義して話を進めていきますね!
まず結論として、ホワイト企業なのにストレスを感じることは、甘えでもなんでもありません。
たとえ残業がないとしても、決まった時間に会社に行って、同僚と同じ場所で働いて、というスタイルに合わない人もいるからです。
たとえば僕のようにHSP気質を持つ人は、ささいな刺激から多大なる影響を受けます。
繊細な人にとっては、どれだけホワイトでもしんどいはず。
内向的な性格の人も、オープンオフィスやコミュニケーション能力が重視される外向型向けの社会では、だんだんとしんどくなっていくものです。
現代社会は、基本的に多数派向けに作られています。
なのでもしあなたが何かしらの少数派に該当する場合は、どれだけホワイト企業でも「モヤモヤとした違和感」を抱えることもあるはずです。
ちなみに内向的な性格に関しては、下記の記事にくわしくまとめています。
もしあなたが内向的な性格についてあまり知らないのなら、目を通しておくことを強くおすすめします!
僕が務めていた会社の労働環境
それではより具体的にお話を進めるため、僕がホワイト企業で勤務していたときのお話をしていきますね。
HSPさんが働きやすい職場について考察した記事でも紹介したとおり、僕の会社は、下記のような労働環境でした。
- 電話がならない
- 互いに干渉しすぎない、同僚との丁度いい距離感
- いつ休憩してもいいから、休憩時間は一人で過ごせる
- イヤホンをしながら仕事できる
- 話し声のしない、静かなオフィス
- 自由に退席できる
この会社をホワイトと思うかそうじゃないかは、人によって意見が異なると思います。
でも内向的かつHSP気質を持っている僕にとっては、ものすごく働きやすい職場だったんです。
ではなぜそんな働きやすい職場を辞めたのか?
それはズバリ、自分の価値観に合っていなかったからです。
ホワイト企業なのにストレスを感じた理由は、価値観に合わなかったから
僕がホワイト企業で働いていてストレスを感じたのは、下記のような点が価値観に合わなかったからです。
- リモートワークができない
- 午前中や朝イチに雑務をしている
- 評価の基準が主に売上目標
ひとつずつお話していきますね!
リモートワークができない
僕が会社を辞めた一番の理由は、リモートワークができなかったことです。
正直以下に続く項目は些末なもので、妥協できるレベルでしたが、HSP気質を持つ僕にとって、在宅勤務ができないことは大きなマイナスポイントでした。
前述のとおりどれだけ働きやすい環境でも、決まった時間箱詰めにされれば、疲れていきます。
僕にとって快適な生活や心の平穏は、ものすごく重要な価値観です。
そのため家で働けることは、いわば必須条件。
Webライターなのに在宅勤務ができないその状況に、強い違和感を覚えていました。
午前中や朝イチに雑務をしている
こちらは僕の重視している「効率性」に関わるお話です。
僕の会社では、毎週木曜日は朝イチに掃除するスケジュールでした。
ミーティングが11時から始まることも、暗黙のうちに決まっていたんですね。
でも午前中は、脳がまだ活発な時間帯。
集中力を発揮できる時間を、ミーティングや掃除に費やしてしまうのはもったいないよなぁと…。
もちろん集中できる時間帯には個人差はありますが、集中力が朝が最も高く、午後になると落ちてくるのは脳科学などの分野における一般的な傾向。
これについては「自分で意見を言えば良かったじゃん」と言われればそのとおりなのですが、その非効率さにも引っかかっていましたね。
評価の基準が主に売上目標
僕の会社ではアフィリエイトサイトを運営していたので、当然ですが売上目標があります。
仕事するうえでは目標は必要になるでしょうが、チーム全体の売上ばかり重視されていたところにモヤモヤとしたものがありました。
たとえばですが、僕の書いた複数の記事が検索1位を獲得したり、サイト全体で3番目くらいのPV数を獲得した記事を書いたりしていたものの、それに対する評価がまったくなかったんですね。
もしかしたら評価されていたのかもしれませんが、少なくとも僕の耳には届いていませんでした…。
個人の貢献よりも、あまりにもチーム全体の売上ばかりを重視する社風も、ストレスを感じる原因の一つでした。
ホワイト企業なのにストレスを感じた時にできること
そんな僕と同じように、ホワイト企業なのにつらさを感じる方ができることをお話していきます。
ホワイト企業から転職することは、なかなか勇気がいることだと思いますので、まずは職場を変えずにできることをやってみる。それでもダメだったら、ホワイト企業を辞めることを視野に入れながら行動する。
こんな順序で取り組んでいきましょう!
会社に相談してみる
まずはあなたが不満に思っていること、つらさの原因について、上司に相談してみてください。
たとえば今の仕事内容が自分に合っていないと感じるのなら、配置転換や業務内容の変更など、自分に合う仕事をさせてもらえないか相談してみる。
あるいは僕のように午前中に集中力のいらない作業をしていることにモヤモヤを感じるのなら、「ミーティングは午後にしませんか?」と提案してみる。
あなたがホワイト企業だと思っているのですから、おそらくまともな上司だと思いますので、相談はしやすいはず。
意見を取り入れてもらえれば、つらさも少しは和らぎ、「ホワイト企業を辞める」というリスクを取る必要がなくなります。
僕はリモートワークができないか何度も相談したものの、無理そうだったので会社を辞める方向にシフトしました。
軸を絞って転職活動をする
相談した結果、自分の意見を取り入れてもらえなさそうだとわかったら、軸をしっかりと絞って転職活動を始めてみましょう。
たとえばリモートワークを取り入れている会社や、フレックスタイム制を導入している会社を中心に探したり、自分の得意な業務ができる会社を探したり、「今の職場でストレスを感じている原因を取り除ける会社」を軸に考えていくのがおすすめです。
転職エージェントを利用する場合にも、ざっくりと「ホワイト企業に転職したい」と伝えるよりも「フルリモートの会社を探している」と伝えるほうが、ミスマッチも起こりにくくなります。
あなたがストレスを感じる原因はなにかをしっかりと見定めて、それを解決できる職場を探していきましょう。
退職する
僕が選択したのは、退職です。
会社で身につけたWebライティングを活かし、Webライターや編集者として、独立することにしました。
とはいえこちらはかなりのリスクが想定されますので、おすすめできるのは一部の方だけになるかなと。
- 実家暮らし
- 27歳
- 物欲がほぼない
- 貯金もそこそこある
- 仕事を受けるだけのスキルがある
- 今の会社から継続して仕事をもらえる
僕はこんな条件がそろっていたので、独立を選びました。
我ながらリスクの抑えた独立ができたなと、自負しています。
HSP気質がある以上、会社勤めのスタイルがそもそも合っていないと感じたので、まだ若いうちにフリーランスに挑戦することを決めました!
人によって置かれている状況はまったく異なるので、一概に「こんな人は独立するべき!」のような目安をお伝えするのも難しいのですが、リスクはなるべく抑えるべきです。
- 養うべき家族はいるか
- 無収入でどれくらい生活できるか
- 自分で稼げるスキルは身についているか
- 今の職場から業務委託で仕事はもらえないか
- 最悪生活保護に頼ればいいと思えるか
上記のポイントは、独立の際に最低限押さえておきたいところですね!
サラリーマンを辞めたいならまず、生活コストを下げよう!という記事も役に立つと思いますので、生活費の見直しができていない方はあわせてチェックしてみてください。
つらいもんはつらい!ホワイト企業なのにストレス感じる理由は人それぞれ
なにがつらいかなんて、人によります。
友達に相談しても「〇〇の会社ホワイトなんでしょ?それは甘えじゃね?俺なんて…」とか逆に「そんな会社で羨ましいよ」と言われたこともあるかもしれません。
でも本人がつらいと感じているものを、他人が評価するのはナンセンス。
人によって価値観も生き方も何もかもが違うので、みんな違ってみんな良いんです。
この記事では、「ホワイト企業なのにストレスを感じるのは、価値観に合っていないから」とお伝えしてきました。
しかしもしかしたら、「自分の価値観ってなんだろう?」「ストレスを感じる具体的な原因がイマイチわからない」と思ったかもしれません。
そんな方がまずやるべきことは、自分を知ること。
実際さまざまな研究で、「自分を知っている人は良いキャリアを歩みやすい」と言われています。
自分に合ったキャリアを歩んでいきたいと思う方は、下記の記事をチェックしてみてくださいね!