こんにちは、ばちといいます。
コアパーソナルプロジェクトって何?
自分のコアパーソナルプロジェクトが知りたい!
注意点とかあるのかな?
こんな疑問を抱えるための記事を用意しました。
コアパーソナルプロジェクトとは、心から重要だと思える事柄のこと。
内向的な人でも、自然と外向的になれるようになるため、見つけているかいないかの違いで人生の質を大きく左右されます。
今回は、そんなコアパーソナルプロジェクトについて解説していきます。
さらに見つけ方や注意点についても網羅し、コアパーソナルプロジェクトのすべてをまとめました。
この記事を参考に、あなたにとってのコアパーソナルプロジェクトを見つけ出し、あなたらしい人生を送りましょう。
コアパーソナルプロジェクトとは、没頭できるテーマのこと
コアパーソナルプロジェクトとは、心の底から没頭できるテーマのこと。コアパーソナルプロジェクトに打ち込んでいるときは、内向的な人でも外向的になれるのが大きな特徴です。
なぜ内向的な人でも外向的に振る舞えるのかというと、その理由は「自由特性理論」にあります。
自由特性理論とは、ハーバード大学のブライアン・リトル教授による理論で、その内容は下記のとおり。
人は特定の性格や特性を持って生まれるが、自分にとってとても大切なこと(コアパーソナルプロジェクト)に従事しているとき、その性格の枠を超えて振る舞うことができる。
たとえば内向的なオタク気質の人が、アニメや鉄道について深く語れるのは、彼らにとってアニメや鉄道がコアパーソナルプロジェクトだから。
つまり「内向的な性格」という生まれ持った気質は変わらないが、コアパーソナルプロジェクトに打ち込んでいるときだけ、その枠を超えて外向的に振る舞うことができるんですね。
内向的な人がコアパーソナルプロジェクトを見つけるメリット
ずばり、内向的な人がコアパーソナルプロジェクトを見つけると、人生の質がより高まります。
内向的な人の持つ強みを活かしたまま、外向的になれるため、元々外向的な人よりも多くの強みを持つことに。
たとえば高い共感力を保ったまま会話ができたり、高い集中力を保ったまま交渉ができたりなどがその例です。
ここからは人間関係と仕事にスポットを当て、コアパーソナルプロジェクトを見つけるメリットを見ていきましょう。
人間関係の悩みに対処できる
またコアパーソナルプロジェクトは、人間関係に活かせます。
内向的な人は、人間関係に苦労しがち。
- 話すよりも聞く
- 大人数よりも少人数
- 初対面の人との会話が苦手
こういった特徴を持つので、人間関係においてはすごく誤解されやすいんです。
しかしコアパーソナルプロジェクトを見つければ、そんな悩みに対処できます。
積極的に発言したり、初対面の人とも会話を楽しめたり、表面上は外向的な人となんら変わりません。
さらに家族や恋人など、自分が心から愛する人自体がコアパーソナルプロジェクトであることも。
もし愛する人のためなら苦手なサプライズも開いたり、デートで外出するのも楽しめたりするなら、あなたにとって彼らと関わることがコアパーソナルプロジェクトなのかもしれません。
このようにあなたにとってのコアパーソナルプロジェクトを見つけることで、より良い人間関係を築くことができるんですね。
仕事でも高く評価される
さらにコアパーソナルプロジェクト自体を仕事にできれば、なお良いでしょう。
内向的な人にとって、よくあるのが仕事の悩み。
現代は外向型が評価される社会なので、内向型はとても苦労するわけです。
内向的な人には集中力や分析力、共感力など、外向的な人にはない強みがあるので、それらを活かせる環境に身を置くことが基本的な戦略。
ただコアパーソナルプロジェクトを仕事にできれば、現代社会でも評価されることもできるんですね。
たとえば聞く人すべてを引き込むようなプレゼンができる人は、多くの人から高い評価を得るわけですが、内向型はプレゼンが大の苦手。
たくさんの人の前で話すことは、内向型にとって刺激が強すぎるので、得意な方はなかなか少ないはずです。
しかし内向的でも、自分にとって大切なプレゼンなら饒舌になれたりするわけです。
その企画を通すことが、あなたにとってのコアパーソナルプロジェクトなら、外向的にスピーチができるんですね。
ちなみに仕事に悩む内向的な方は、内向的な人に向いてる仕事12選。内向型の適職探し完全ガイドをどうぞ。
【人生が変わる】コアパーソナルプロジェクトの見つけ方4選
ここまではコアパーソナルプロジェクトとは何か、何が良いのかについてお話してきました。
では続いて、そんなコアパーソナルプロジェクトは、どうすれば見つけられるのかを解説していきます。
具体的には下記の4つです。
その①:よく喋れる話題はなにか
その②:子供の頃に好きだったものはなにか
その③:今の仕事で好きな作業はなにか
その④:どんなときに嫉妬を感じるか
僕の経験談なんかをまじえつつ、わかりやすく解説していきます。
その①:よく喋れる話題はなにか
まず、これなら語れる!というものはないか考えてみましょう。
基本的に内向的な人は話すのが得意ではありません。
聞くことのほうが得意という特徴を持つだけなのですが、外向的な人にとってはコミュ力が低いと誤解されがち。
ただそんな内向的な人でも、外向的な人と遜色ないくらい話せるテーマがあるはず。
そのテーマはきっと、あなたにとってのコアパーソナルプロジェクト。
性格の枠を超えて、誰とでも楽しく会話ができるわけです。
僕の場合は、ONE PIECEやNARUTOなど好きな漫画について話すとき、自分でも驚くくらい饒舌になります。
僕にとって好きな漫画がコアパーソナルプロジェクトであるとわかったので、今は恋人と一緒にアニメを観たりして、人間関係に生かしています。
その②:子どもの頃に好きだったものはなにか
続いて、子どもの頃に好きだったものや将来の夢を考えるのも効果的。
なぜなら小さい好きだったものは、あなたが純粋に好きだったものである可能性が高いからです。
本当に好きなものでも、世間の目や評判などを気にしてしまって意見が言えない、なんてこともあるでしょう。
しかし、子どもは驚くほど正直です。
好きなものは好き、嫌いなものは嫌いだとはっきり言います。
将来の夢がサッカー選手の場合を例に考えてみましょう。
まず、その職業のどんなところに魅力を感じていたかを考えます。
- シンプルにサッカーが好きだった
- たくさんの観客の前で活躍する姿に憧れた
- 結果を出せばどんどん稼げる
サッカー選手になりたかった、で終わらせずに、その職業の特徴を深堀りしていくとあなたの価値観に触れられるでしょう。
今からサッカー選手を目指すのは現実的ではないかもしれませんが、別の方法なら結果を出して稼ぐことはできるはず。
どうやったらあなたの根本的な価値観を満たせるのか、考えてみましょう。
僕は子どもの頃ウルトラマンなどのヒーロー物が好きだったので、誰かを助けたいという気持ちがあるのかもしれないなと考えています。
その③:今の仕事で好きな作業はなにか
今の仕事を因数分解し、好きな作業はないか探していきましょう。
たとえ今の仕事が好きではなくても、なにか一つ特定の作業なら苦ではない、というものがあるはず。
それを見つけていく作業です。
僕の場合を例に取ります。
僕は前職で、医療事務の仕事をしていました。
【やめとけ】内向型は医療事務に向いていない。ブラック労働まったなしでもお伝えしていますが、自分には合っていない仕事で、お世辞にも好きとは言えません。
そんな大嫌いな仕事でも細かく分解してみると、好きな作業も見えてきたんです。
具体的には、下記のとおり。
- 文章を考えること、書くこと
- メンバーとアイデアを出し合うこと
- 自分がくわしいことについて誰かに助けを求められること
仕事の要素を分析してみると、メールを書いたり、資料を作ったり、文章を書くことが好きなことが分かってきました。
それがきっかけでブログを始め、そのブログが評価され、Webメディアを運営する会社でWebライターへ転職しました。
やはり書くことは好きだったようで、この選択は大正解でした。
その④:どんなときに嫉妬を感じるか
ネガティブに思われがちな嫉妬ですが、コアパーソナルプロジェクトを見つけるのに利用することができます。
嫉妬は本心を表す感情だからです。
たとえば恋人と仲良くしている異性に嫉妬するなら、恋人と仲良くなることがあなたにとってのコアパーソナルプロジェクトかもしれません。
あるいはフリーランスとして成功し、会社に属さずに働いている人に嫉妬するなら、自分で稼ぐ力を身につけるのがコアパーソナルプロジェクト。
一方で、どうでもいいことには嫉妬を感じたりしません。
お金持ちを見ても羨ましく感じないのなら、あなたにとってお金は重要ではないのでしょう。
俳優やアイドルなど、輝いている人を見ても嫉妬しないのなら、名声を得ることはコアパーソナルプロジェクトではないと分かります。
嫉妬という感情はコントロールできませんが、どのように利用するかはあなた次第です。
嫉妬を利用し、人生の役に立てていきましょう。
コアパーソナルプロジェクトにおける注意点。用法用量を守ろう
最後にコアパーソナルプロジェクトの注意点についてお伝えします。
あなたの人生を大きく変えてくれるコアパーソナルプロジェクトですが、使い方を間違えれば自分の身を苦しめることにもなりかねません。
下記の注意点をおさえ、正しく活用していきましょう。
無理やり外向的に振る舞おうとしない
コアパーソナルプロジェクトが見つかったと思い込み、無理に外向的に振る舞わないようにしましょう。
なぜなら、本当にあなたにとってのコアパーソナルプロジェクトなら、努力しなくても外向的になれるものだからです。
あなたが「こうあるべきだ」と考えている場合は、特に注意。
たとえば服装はオシャレに気を使うべきだと考えている場合。
本当はファッションにさほど興味もないのに毎日コーディネートを考えたり、おしゃれな服を定期的に考えたり、友人との会話についていくために必死に情報を集めたり、オシャレになるために無理に努力しがちです。
僕も経験ありますが、センスがない限り本気で勉強しないとそれほどオシャレになれないんですよね。
そのことに気づいてからはユニクロを利用しまくり、曜日ごとに服装を固定するように。
決してダサくはならないので、僕にとってはそれで十分でした。
もちろんファッションが心の底から好きならそれでいいでしょう。
それがあなたのコアパーソナルプロジェクトです。
ただ少しでも努力しなければならないのなら、それはコアパーソナルプロジェクトではないのかもしれません。
自然と外向的になれるものが見つかるまで、焦らず行きましょう。
いくら楽しくても休憩はちゃんと取る
コアパーソナルプロジェクトに打ち込んでいる時間は、とても楽しい時間です。
僕も友人と話しているときはすごく楽しく、もっといたいな〜と思います。
しかし、どれだけ楽しくても回復できる時間は確保しておきましょう。
たとえコアパーソナルプロジェクトを見つけて、外向的になれたとしても、生まれ持った気質は変わらないからです。
内向的な人は刺激に弱いので、誰かと一緒にいるだけでも刺激になります。
つまり楽しいと感じていても、知らないうちに体は消耗していくんですね。
なのでこまめにトイレに行って一人になる、楽しくても早めに解散する、翌日は予定を入れずに休む、など休憩する時間を事前に作って置くことが大切。
楽しくても自分を守ることを忘れないようにしましょう。
コアパーソナルプロジェクトを見つけて、意味のある人生に
ここまで読んだあなたは、本当のコアパーソナルプロジェクトが見つかったら、人生が楽しくなるなと思ったはずです。
もしそう感じたのなら「コアパーソナルプロジェクトの見つけ方」で紹介した方法に取り組んでみてください。
一朝一夕には見つからないかもしれませんが、あなたの一生を左右するほど重要な作業です。
焦らずゆっくり見つけていきましょう。
コアパーソナルプロジェクトを見つけるためには、自分への理解を深めることが重要です。下記の記事で紹介した診断ツールを活用しながら、あなただけのコアパーソナルプロジェクトを見つけていきましょう!