- 人間関係で疲れてしまった・・・
- 内向的な性格が原因なのかな・・・
- 自分ってダメな人間なのでは?
こんな方に向けてこの記事を書いています。
✔︎本記事の内容
- 内向型が人間関係で疲れる根本的な理由
- 人間関係で疲れないための考え方
- 内向型を活かしたコミニケーション法5選
僕も内向的な性格で、人間関係に悩むことが多いです。
しかし、内向型についての本を読み、自分について深く知るうちに、無理していたことに気づきました。
現在は考え方が変わり、幸せな人間関係を築けています。
こんな僕が人間関係に悩む内向的な方へ向けて、人間関係に疲れる理由とその対策について解説します。
内向型が人間関係で疲れる根本的な原因

そもそも、内向的な性格の人は人間関係に悩みやすい気質を持っています。
まずは、その理由について解説します。
内向型とは?パーソナリティー心理学による定義
心理学者は、内向的な性格を
周囲からの刺激に敏感な人
と定義しています。なので、
- 初対面の人に会う
- 大人数の飲み会に参加する
- 長時間人と接する
などのイベントが内向型にとって強すぎる刺激であるため、疲れを感じてしまうんです。
つまり、自分に適した刺激を超えて、無理に人間関係を広げようとすると疲れてしまうんです。
人間関係で疲れないための考え方

では、内向型が人間関係を快適にするためにはどうすれば良いでしょうか?
まずこちらのツイートをご覧ください。
ここからはこのツイートの内容を深掘りします。
自分にとっての理想の人間関係を明確に
まず、理想の人間関係を明確にする事はとても大切です。
なぜなら、求める人間関係は人によって異なるからです。
外向型は強い刺激を求めるため、たくさんの人と関わります。
一方、内向型は、親しい友人数人と深い会話をすることを好みます。
両者は、心地の良い会話のスタイルが異なるだけなんです。
内向型が外向的になろうとするとしんどい
以前の僕も、たくさんの人と仲良くしなければと感じており、人間関係に疲弊していました。
特に、職場の人間関係に悩んでいました。
同期は、周りと楽しそうにしているのに、自分は仕事の話しかしない浅い関係しか築けていない。
同期と自分を比べてしまい、やっぱり自分ってダメなのかな、と感じていました。
しかしある時、スーザンケインさんの著書、「内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える」という本に出会い、考え方が大きく変わりました。
その本を読み、内向型は人に会うと疲れるということを知りました。
自分がダメなのではなく、そーゆー気質を持っているだけなんだと知り、気持ちが楽になったことを覚えています。
その結果、たとえ職場で濃い人間関係を築けなくても、数名の親友と楽しく過ごすことができれば、自分はそれで幸せだと気づきました。
なので、全員と仲良くしなきゃいけないと感じている人は、一度「自分はどんな人間関係を築けたら幸せだろうか?」と考えてみるといいでしょう。
内向型を活かしたコミュニケーション法5選
あなたの理想的な人間関係を実現するために、内向型の会話の特徴を知ることは大切です。
内向型のコミュニケーションの特徴は以下の通り。
- 共感能力が高い
- 傾聴
- 雑談よりも濃い話
- しっかり考えてから喋る
- 会話よりも文章
その①共感能力が高い
内向型は、他人の感情を読み取る能力が高いです。
例えば、アメリカのフランクリン&マーシャル大学による研究で
会話が苦手だと感じている学生86人を対象に、24枚の顔写真を見せ、写真から感情を当ててもらう実験を行いました。学生を2つのグループに分け
- グループ①「社交スキルを測るテストです」と伝える
- グループ②「一般常識のテストです」と伝える
その結果
①グループは、社交スキルが高い人の平均より悪い成績だったのに対し、
②グループは、社交スキルが高い人の平均よりいい成績を残しました。
つまり
内向型は、もともと共感力が高いが、「会話が苦手」と言う先入観がコミニケーション能力を低下させる
ことがわかりました。
相手と親しくなるには、共感力の高さは重要な武器になります。
その②傾聴
内向型は喋るよりも聴くことを好みます。
しゃべりが好きな友人と話していると、とても安心しますよね。
傾聴におけるポイントは
- 目を見て話す
- 相手の言葉を繰り返す
- 適切な質問を投げかける
例えば、
友人「昨日上司に怒られちゃってさ…」
あなた「怒られちゃったの!?何があったの?」
というように反復→質問をすることで、相手に話を聞いてもらっているという印象を与えることができます。
その③雑談よりも濃い話
友人と遊んだ後、満足できなかったなと振り返ることってありませんか?
それは、内向型が、濃い会話を好むためです。
外向型は、雑談するだけでも満足できますが、内向型はそうではありません。
- 相手は何に関心があるのか
- 相手はどうしてそう思ったのか
など、興味関心を持ち、相手のことを深く知りたいと感じるんです。
その④しっかり考えてから喋る
内向型は、しっかりと考えてから発言します。
頭の中でシミュレーションを行い、相手の気持ちや状況を考え、適切な言葉を選んでいるためです。
しかし、相手から見ると返答のテンポが遅いと感じるため、「あまり会話が好きじゃないのかな?」と誤解されてしまいます。
なので、「何を話そうか考えているだけで、会話が好きだ」としっかりと伝えると、誤解されずに済むでしょう。
その⑤会話よりも文章
内向型は、会話よりも文章を好みます。
理由は、対面の会話と違い、自分のペースでしっかりと考えることができるからです。
個人的な好みで恐縮ですが僕も、LINEは好きですが、電話は好きではありません。
もしかしたら、「文章のやり取りじゃ仲を深めることなんてできないからやっぱ対面で会わなきゃ!」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、文字のやり取りだけでも親密になれることがわかっています。
アムステルダム大学によると、
直接会ったり、音声でのやりとりをするよりも、テキストだけで連絡をとった人の方が強い信頼関係を築くことができたそうです。
なので、電話や対面が少ししんどいなと感じた時は、メッセージを送るだけでも相手との親密度はアップします。
内向的なあなたがダメではない
僕もそうでしたが、人と仲良くできないと、自分はダメなんだと思ってしまいがちですよね。
ですが、内向的な性格は、ダメなのではなく、ただ刺激に敏感なだけなんです。
外向的な人は刺激に鈍感なだけ、良い悪いではなく、違うだけなんです。
✔︎そう言われても、なかなか受け入れることができない方へ
僕が内向的な性格を受け入れた4ステップについて解説しています!
自分が内向的でも良いんだと思えた内容を4分に凝縮しましたので、内向的な性格に悩みを書かせる方は是非ご覧ください。
この記事が、あなたのお役に立てれば嬉しく思います。
それでは!
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